皆さま、お久しぶりです。

 

最後の一錠を飲んでから、ずっとご無沙汰でした。

 

あれから、母は放射線治療が無事に終わり、元気に過ごしています。

 

私の妊活は、なかなかうまくはいかず…、ですが。

 

昨日は9月29日。

 

「悪いものが見つかりました」と告知を受けてから丸6年が経ちました。

 

あの日のことは今でもリアルに思い出せます。

 

あまりに突然のがん告知、どうやっても変えられない事実、取り返しのつなかい事態に、「どうしよう」と震えと涙が止まらなかった。

 

あの日から6年、こうして元気に笑って過ごせている未来は想像できなかったなぁ。

 

私の周りにいてくれる夫や家族や友人や仲間たちが、ささいな幸せを紡いてくれたおかげで、今こうして笑っていられる今日が迎えられて、やりたいことに向かって頑張れる今があるのです。

 

そう思うと、感謝の気持ちが溢れて止まりません。

 

本当にありがとう。

 

私は治療が終わり、7月から妊活OKとなりました。

 

いろいろと迷いましたが、今年いっぱいは自然妊娠を目指し、むつかしければ来年早々に胚移植をと考えていました。

 

でも春に見つかった卵巣嚢腫が精密検査となったり、手術を進められたりで、なかなか妊活がうまくいかない状況です。

 

卵巣嚢腫は春からも徐々に大きくなっていて今6.5cm。

このまま妊娠した場合、小さくなる可能性も、卵巣破裂してしまう可能性も、何事もなく出産できる可能性もあるそう。

 

主治医は、手術をした後に、早めに受精卵を戻すのがよいと思います、と。

 

手術するのなら7月までにしたかった・・・。

 

これから手術するとなると、また妊活まで遠いなぁと。

手術もできればしたくないなぁと。

 

夫に話すと手術するべきの一点張りで大喧嘩になったりも。

もっと気持ちを聞いてほしいのに。

 

そんなとき、ある先生にこういわれました。

 

何かを決めるときは、最悪のケースを考えて動いた方がいい。

その方が後悔がないから。

よい可能性を考えていくと選択肢が増えて迷うから。

 

うまくいったら、小さくなるかもしれない。

でも最悪は、卵巣が破裂するかもしれない。

破裂したら大変だから、と。

 

そして、目的は見失ってはいけないと。

出産して子どもを持つという目標。

そこに向かって何がベストかを考えて、と。

 

早く妊娠して早く出産して、ある程度授乳が終わったら、またタモキシフェンの服用するという選択肢があるから、と言われました。

 

子どもを持つという夢。再発なく生きるという夢。

そのためにベストな方法を取ってほしいと。

 

「最悪を考えて動く。」

目から鱗でした。

つい良い可能性にかけたくなってしまう自分がいて、ずっと迷っていたから。

 

こんな風に自分事としてアドバイスをもらえたのは初めてだったし、とてもうれしかった。

 

来週は主治医からセカンドオピニオンを勧められ、受精卵凍結をした病院へ話を聞きに行ってきます。

 

ただ、そこの病院は生殖医療科と婦人科は別なので、ちゃんと話を聞けるか心配。

 

長く帰省できないので、できれば一度に済ませたい。

 

というワガママを電話で訴えました。

 

が、まず生殖医療科にかからないとなんとも言えないと。

それはそうですよね。

 

取りあえず、来週話を聞いてから、改めて手術を受けるかどうか決めたいと思います。

 

それにしてもまた手術を受けることになるとは…。

 

乳がんのあと、卵巣嚢腫の手術を経験された方のブログを探したけれど見つけられない。

ご存知でしたら教えてください~。

 

 

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