一昨日の話ですが、
いつものようにiPhoneのフェイスタイムでベトナムと会話をしていたら、嫁がいきなり金のブレスレットを取り出して「Anhこれいる?」と言い出した。
(いや…、さすがにそんな派手でチャラチャラしたのとても出来ないなぁ)
どうしたの?と聞いたら、Anhの為に6,000,000ドンで買いましたと言う。

へっ?

私: 帰国する時に君に渡したお金で買ったんですか?

嫁: はいそうですよ、あのお金は今は誰のお金ですか?

私: …。

嫁: 気に入らなかったら、別に構わないわよ。
  明日、売ってくるから。

私: でも、同じ値段じゃ売れないでしょ?

嫁: うん、30万ドンくらい手数料で減ります。
あーあ、私、今日一日で30万ドン損しちゃった。

私: …。

返す言葉もありません。
日頃はケチケチでなかなかお金を使いたがらないのに、何でまた私のブレスレットなんて買おうと思ったのでしょうか。しかも、妹達だけになるサイゴンの借家を、今の600万ドンから400万ドン位の部屋に変えるって言って探している最中なのに。
でも、お店で色々迷って買ったかな、とか考えると、こういう好意を断わるのって、心が痛みますよね。でもでも、こういう事は繰り返されないように早目にはっきり言ってしまわないと。

金は見栄を張るアクセサリーでもあるけれど、いつでも売れる財産という感覚もあるんだよね。
でも、そんなの買い集めるほどうちは豊かじゃありませんから。
こっちは一生懸命働いてるんだから、お願いだから余計なモノ買わないでー。