休館日は、お客様が居ないのでのんびりしている・・・訳ではありません。
むしろ、飼育係たちは忙しいのです。
色々なところを清掃しているので、たくさん紹介したいことがあるのですが、ブログを書いている私も作業に追われてアタフタしていました(°Д°;≡°Д°;)
でも、せっかくですから休館日にやっていた作業をご紹介します。
今回紹介するのは、ムラサキハナギンチャク展示水槽の整備作業です。
ムラサキハナギンチャクはイソギンチャクの仲間で、海底に深ーい穴を掘って生息しています。
このため、展示水槽も砂を厚ーく敷いています。
↑飼育係が生物と砂を出した水槽の中に入っています。砂を厚く敷くので、手に持っているフィルターを底にセットして砂の中の水を循環させます。
↑取り出した砂は、よーく洗って再利用します。全部で80kgくらいはあるので持ち運びも重労働!
↑水槽にキレイになった砂を敷きます。ちなみにムラサキハナギンチャクやエビ、カニの仲間などの無脊椎動物は薬品に弱いのです。魚の病気治療に利用した砂を使うのは厳禁です!
↑敷いた砂にムラサキハナギンチャクをそっと埋めます。軽く埋めると、自分で潜っていきます。
↑整備作業が終わりました。幅120cmの小さな水槽ですが、それでも1日がかり!
大きい水槽での作業も大変ですが、小さい水槽も作業出来る人数が限られるのでかなーり大変です(^^ゞ