【live配信】7万人が視聴した野外音楽堂でのライブ | 真のアーティストになり時代のカリスマになる方法

【live配信】7万人が視聴した野外音楽堂でのライブ



5月3日、野外音楽堂で行われたフィッシュマンズのライブが
Ustreamで生中継された。

現地のライブ観戦していたリスナーは3000人に対し、
Ustreamは70000人以上の人が視聴したというから驚きです、、、

ウソです。

全然、驚いていません。

具体的な数字まで予測はしてませんでしたが、
マーケティングがうまかったので、
ある程度の規模になるだろうなーと思っていました。

で、実際予想通りうまくいったみたい。

ということで。

おもしろい事例ですので、今回はこの

「フィッシュマンズ野音マーケティング」

をひも解いてみようと思います。

まずどうやって広めたか、という点。

ちゃんと調べたわけではないので、はっきりわかりませんが、
今回のライブプロモーションは、おそらくテレビCMやラジオ、
雑誌などの広告は使われなかったと思う。

Ustreamの生中継ということもあって、
オンラインのマーケティングのみで
集客したのでしょうけど、その仕組みを解説。

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バイラルマーケティングに向いているユーストリーム

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バイラルマーケティングって知ってます?

まあ、言葉はどうでもいいのですが
要するに口コミを使ったマーケティング手法です。

「今日の夕方、フィッシュマンズのライブが生放送されるらしいよ!」

とリスナーが他の人に口コミしていき、
アメーバ状に広がっていくという仕組み。

で、この口コミってやつは別に新しいものではなくて、
昔からありました。

主婦の井戸端会議なんてものを想像してもらうと
わかりやすいかと思います。

「あそこのランチ、たったの500円でドリンク、ケーキまでついてお得ですよ!」

っていうあれですね。

その口コミを活用してお客さんを集めるのがバイラルマーケティングです。

「口コミ」だけを深く追求していくこともできるのですが、
今回はどうやって広がっていったかという点を考えていきましょう。

従来の口コミですと、人から人に直接伝えていくしかなかったため、
どうしても時間がかかります。

エリアの制限もありました。

それに比べて、オンライン上のバイラルマーケティングはどうでしょうか。

時間も場所も超えて、一瞬でおとなりさんに話しかけられますね。

だからこそ、短時間で爆発的に広まることができるのです。

ですので、70000人という視聴者をほとんど広告費もかけずに
集めることができたのでしょう(どこまでを広告費として考えるかによりますが)。

つまり、今回のポイントは、ネットを使って口コミをおこして
広めたというところですよね。

それに、ユーストリームってのは生中継できる個人のテレビ番組
みたいなもので、ツイッターと連動してるのため簡単に口コミがおこりやすい。

これが今回のバイラルマーケティングの特徴のひとつです。

『ネットの中でも口コミしやすいツールを使った』

ということですね。

誰でもその場で、つぶやいて世界中の人たちにお知らせできるので、
影響力は強力です(お客さん全員が営業マンみたいな感じですね)。

主婦の井戸端会議と違って、時間も空間も超えて広がりやすいのが、
イメージできるかと思います。

しかも、リスナー側にもツイッターやユーストリームなども
浸透してきていて受け入れ態勢もできている、、、
(これはもっと加速していくでしょう)

それに、ユーストリームはYOUTUBEとは違って生中継。


要するに、、、

いろんな意味で、

口コミしやすい環境が整っている

ということが今回オンライン上で広まった大きな要因で、
アーティスト側は最大限にうまくツールを活用したので
ここまで大きな結果が出たのでしょう。

リスナー心理としても、今、テレビをつけても同じような音楽や
番組ばかりで、退屈でしょうからよりおもしろい情報を求めていますからね。

メディアの在り方を問われている今、アーティスト側としてはチャンスです

マニアックになればなるほど、気持ち悪くなればなるほど
コアなファンが集まって、それこそ自然発生的に口コミも広がっていくでしょう。

ただ、こういった事例を表面的にとらえて、

「そうか、今はやっぱりツイッターやユーストだな!」

と単純に思った人は今回のマネをして同じようにやっても、
うまくいきませんよ(無意味なフライヤーをランダムにばらまくよりはましでしょうけど)。

なぜなら、本質は別なところにあるからです。

ツイッターやユーストはツールに過ぎないので、
これ自体では集客できません。

ただてきとーにつぶやいていて、
お客さんが集まったら苦労しないですよね。

ですので、必ず本質を忘れないようにして下さい。

そして、その本質に関しては今までブログやコンテンツなどで
お伝えしてきたので勉強熱心な人なら、その真理に近づけるかと思います。

ヒントとしては、、、

・今はどんな時代か
・100年前、今、100年後も変わらないことは何か


というところでしょうか。

表面的な派手な部分にとらわれずに、
深い部分を注意深く観察してみてください。

まあ、なにより一昔と違って口コミしやすいインフラが整った
ということは発信者としてはありがたいことです。

自分で番組つくって、PV流して、ライブ中継もできて、
世界中のお客さんと一瞬つながることができるなんて、
すごいことですよね。

しかもほとんどお金も時間も労力もかけずにできるなんて。

要するに、アイディア次第でどうにでもなる環境が整っているいうことです。
(YOUTUBEで人気出てデビューするアーティストも多いですからね)

本当の意味で、力のあるクリエイターやアーティストだけ
生き残っていくでしょう。

淘汰の時代ですね。

というわけで、あなたの活躍を楽しみにしています。

今回は、7万人が視聴したフィッシュマンズのライブ中継の
バイラルマーケティングを少しお話ししました。

次回もこのライブについてまた別な視点から
あなたの活動に活かせる方法を提示したいと思います。

それでは、また次回。


島田

PS:

今回のフィッシュマンズのメンバーは下記の通り。

<出演>
茂木欣一(Dr) / 柏原譲(B)/ HAKASE-SUN(Key) / 木暮晋也(G) / zAk(Engineer)
飴屋法水(Sound Effect) / UA(Vo) / 小山田圭吾 (G) / 勝井祐二(Violin) /
カントゥス(Cho) / 沢田穣治 with Strings(Strings Arrangement) / 永井聖一(G)/
七尾旅人(Vo) / ハナレグミ(Vo) / 原田郁子(Vo) / Bose(MC) / やくしまるえつこ(Vo)

メンバーだけでも豪華で、口コミがおこりやすい要素のひとつになってますね。

サイトはこちらです。

プロモーションなど参考になりますよ。

PPS:

5月2日はきよしろーさんの命日でした。

そして、きよしろーさんからの影響を公言していた
フィッシュマンズのボーカル佐藤さんももういない。

ボーカルの佐藤さんがなくなって10年以上経つのに、
ここまで多くのファンを熱狂させるライブが行われているって素敵なことですよね。

時代や国境も超えて、愛されるアーティストになるためのヒントが
フィッシュマンズにはあると思います。



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