フィラリアの予防で来院された患者さんから
皮膚に貼った絆創膏を指さしながら
「こないだダニに噛まれて手術してきたんですよー」とのこと。
えっ?と思って詳しくお話を伺うと
皮膚にダニが付いていることに気が付いて病院に行くと
うちでは対応できないので・・・ということで大きな病院を紹介されたそうで
その際に紹介状の料金が発生(ー_ー)!!
さらに大きな病院ではダニがくいついている部分を皮膚というか身?ごと取り出す手術が行われたんだそうで
その後縫合されて終わりだそうですが、この一連の処置にほぼ1万円ぐらいかかったそうで
「ダニ1匹ついて1万かかったなあ」とのことでした。
最近、飼い主さんの方にダニがついて手術をされたというお話をよく耳にする機会がありましたが
ダニをとるのに手術?とちょっと不思議でしたが
「なるほど、そういうことかー!」と、ようやく腑に落ちたしろくまでした。
SFTSの話が出始めた頃に、テレビではカラダにダニがついていても自分でダニをとろうとせずに
ダニが噛みついている部分にワセリンとかを塗るとダニが窒息?するので
その状態で病院に行って取ってもらってくださいという感じのことを言ってたような遠い記憶(*´ω`*)
その後、病院では慎重にピンセットで取る?という説明も聞いたような気がしますが
最近は身近にダニに噛まれた人がいなかったので手術の内容については聞いたことがなかったです('ω')ノ
一昔前はノミとかダニとかを見かけるとプチプチと潰している人もいましたし
普通に引きちぎっている人も多かったような|д゚)
しろくまの代診時代にはダニを引きちぎった後、ダニの頭が皮膚に残っていたらそこにタバコの火を押し付ける?
というかなり野蛮な治療が行われていたという噂を小耳にはさんだことも(ー_ー)!!
まあ治療法も時代とともに変わっていくのかしらねえ・・・
ということで、ダニは年中いてると言われてますが
これからの時期はさらに増えてきますので
ヒトも草むらなどが多いお外に出る時は肌の露出を控えたり
袖や裾からダニが入ってこないように十分気を付けていただきたいですし
お外に出かけるわんちゃんや猫ちゃんがおられる方はしっかりと予防をしていただきたいと思います(`・ω・´)ゞ
が、しろくま的にはちょっと気になることが…
ということで、約6年前に診察室で発見されたマダニのダニーちゃんのお話に続きます(; ・`д・´)