2014年9月2日AM10:53ショコラが虹の橋を渡りました。
ショコラが息を引き取ったこの日、
2週間ぶりの雲一つない快晴な1日でした。



振り返ると約2か月弱前。。。

当初、食欲不振・ふらつきから始まりました。

食欲不振なんてショコラとは無縁なことなのでビックリし、

夜8時まで開いている動物病院を探して急いで向かいました。

診察の結果、胃が荒れているからと胃薬と点滴をし帰宅。

最初は胃もたれか、もしかしたらヘルニアの再発かなっと思っていました。

この後、快方に向かうと軽い考えでしたが違っていました。

2日後再び食欲不振、さらに下痢+嘔吐。。。

この日は祝日だったため年中無休で開いている病院を紹介してもらいました。

そこは埼玉県川口市にある救急動物病院。

さっそく朝一で向かい、診察後、超音波検査・レントゲン・血液検査、

結果は左右両方の腎臓が変形しているとのこと。

この日から入院が始まりました。

入院当初は貧血がかなりひどく、

この状態での手術はリスクが高すぎるとのことで、

点滴等で様子を見ていました。

入院から5日後、開腹手術をし腎臓の細胞を一部切開し、病理検査をしました。

しかし、結果は血腫しかとれず悪性の腫瘍なのか炎症からの異常なのか何も分かりませんでした。

けど院長曰く、こんな異常は悪性の可能性が高いといわれました。

と言っても入院中、常に点滴と抗生剤等を処方されていたので、

術後の回復は早く、入院から10日でとりあえず退院となりました。


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退院から2週間は今までどおりとまではいきませんが、

比較的元気に過ごすことが出来ていました。

それからは一日おきに体調が良かったり、ぐったりしたりの日々繰り返し。




実は8/15、以前から秋田県のKeitaの祖父母のお家へ行く予定を立てていました。

というのも、湊太が祖父母にとって初ひ孫だったからです。

最初の予定ではKeitaの実家にショコラをお願いしようと思っていましたが、

もしかしたらショコラとの旅行は最期になるかもしてないと考え、一緒に行くことに。

ただかなり距離があるのでこまめに休憩を取り、無事到着。

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ショコラはというと、私たちの不安をよそに

久しぶりに見たってぐらい元気、元気!!

祖父母家族とキャッキャし、ボールにもいきよい良く追いかけ

初対面とは思えないくらいあっという間に馴染み、

ショコラはとても楽しそうでした。


みんな本当に病気なの?


っと不思議がるぐらいでした。

しかし翌日朝、急変。。。

ぐったりして食欲もなく嘔吐・下痢の繰り返し、

2泊3日の予定でしたが病院へ行くため予定を変更し帰宅。

病院へ行き点滴等で薬を処方してもらい、

身体中にいぼが凄い勢いで増えていたので、

針刺し検査をしてもらいました。

結果は血管肉腫。ガンの一種で治療法がないガンとのこと。

数日後、尿血が始まりました。

けど2日後、普通の色の尿に戻りほっとしたの束の間・・・

再び尿血・・・

その繰り返しでした。

亡くなる1週間前に行った川。

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ショコラが2歳ぐらいから毎年水遊びに通っていたお気に入りの川です。

ここはいまだに携帯が圏外になる田舎。

田舎だけあって川はめっちゃきれいで空気も本当きれいで私たちもお気に入りの場所。

ショコラはあまり歩けなくなってしまいましたが、

川を見ると顔色が良くなりズンズン歩き出しました。

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まさかの入水!!

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本当いい顔で泳いでいましたよ。

帰り道、ショコラを抱っこしながら涙が。

今日この日が川で遊ぶ最後かと思うと、とても悲しかったです。

7月、病気が癌の可能性が強いといわれ、毎日毎日泣いていましたが、

涙は枯れず、今こうやってブログに書きながら振り返っていると自然と涙が流れます。

先月の8月末からはさらに症状が悪化し、全く立つことが出来ず、

ご飯はもちろん食べられず、水分はスポイトで飲ませる毎日。

病院へは点滴をしてもらうため朝、動物病院に預け静脈点滴をして夕方迎えに行ったり、

さらに悪化してからは自宅での皮下点滴を教えてもらい、自宅で点滴をしていました。

しかし皮下から体に点滴が吸収されず、体が浮腫んできてしまいました。

先生から、これ以上は中止し辛いけれど自然に任せてはと。

亡くなる2日前にはおしっこやウンチも自然には出せなくなっていて、

出すたびに全身力が入り、足や尻尾がピンとまっすぐになり、うなりながら出していました。

翌日、さらに酷くなっていました。

おしっこがうなっても出すことが出来なくなっていました。

1日半おしっこをまったく出すこともできず、本当にもの凄く辛かったと思います。

さすがにこんな日が続くのは、ショコラにとってどうなのかと疑問が出てきました。

9/2(火)の朝、Keitaと安楽死について話し合い、

AM11時に動物病院に相談してみようと決め、

この日も二人で会社を休み、ずっとそばにいました。

意識はもうろうとする中、声は聞こえているみたいで、

わずかながら反応してくれました。

そして10時50分ごろ今までとは明らかに違う、うなり声を上げるショコラ。

時間にしたら数分でしたが、とても長く感じる時間でした。

そして10時53分、ショコラは私たちの腕の中で息を引き取りました。





AM11時に電話予定だったことを悟ったように、

少し前にショコラは亡くなりました。

きっと私たちに辛い決断をさせないように、してくれたんだと私たちは思っています。

最期までショコラは親孝行な犬でした。

湊太を保育園に迎えに行き、夕方ペット霊園へ

Keitaの母と私の母、それとKeitaの友達が駆けつけてくれました。

母も友達も花束を準備してくれていてとても嬉しかったです。

友達からは赤いバラの花を8本

ショコラは8歳のレディだから8本

薔薇が似合う女の子と言っていました。

昔からショコラを可愛がってくれていた友達。

本当感謝の気持ちでいっぱいです。

おかげでショコラはたくさんのお花、おやつ、おもちゃにつつまれながら天国へ行きました。


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2か所の動物病院から生花を頂きました。
ありがとうございます。

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ショコラと出会えて、8年と3か月一緒に過ごせて、本当に本当に幸せでした。

ショコラがいたから今の私たちがあります。

ショコラ、本当に本当にありがとう。

ずっと、ずっと忘れないよ。


2014年9月12日(金)