多忙を理由にしばらくブログの更新を停止しておりましたが、もう一つの理由が英国靴への浮気です。
今は再び米国靴中心に見ていますが、当時収集したペアがいくつかありますので、時折紹介していきたいと思っています。
早速ですが、本日のペアはこちら。
皺の出方が特徴的ですね。
細かい皺が縦横無尽に走っていいます。
気になる素材はというと、実は私もよくわかりません。
キッドかカンガルーなのかなと思っておりますが、知識が乏しく判然としない状態です。
いずれにせよ、非常に柔らかく艶のある良い皮革です。
ライニングがファブリックということも相俟って、ハイカットでありながら短靴よりも軽量です。
1枚目、2枚目の写真では皺の入り方が貧相な感じもしますが、足を入れると皺が綺麗に伸びて、特有の艶が強調されます。
足入れ感も非常に柔らかく、その軽さも手伝って靴を履いているということを感じさせず、癖になる履き心地です
外鳩目が採用されていることでストレートチップのフォーマル感が減殺されて、ジーンズなどのカジュアルウェアとも相性が良いかと思います。
踵の処理はFlorsheimのStratfordを彷彿とさせます。
ソールは伏せ縫いのカラス仕上げ。
現行物よりも高級感があります。
ヒールは独特の形の合成パーツの付いた本革積上げ。
釘の本数は少なめですね。
サイズ表記は7ハーフのEウィズですが、現行物よりハーフサイズ強小さい印象です。
英国靴は門外漢につきうまくお伝えできていないかもしれませんが、古いクロケットはなかなかのクオリティです。