内閣府初の調査と、不登校新聞の緊急呼びかけを受け
鎌倉市図書館が公式ツイートしたことで

辛かったら行かなくていいよ と
大人の声が増えてくれるのは ありがたいことです。

それについて街頭インタビューで答えて下さっていた
方々のメッセージで目についたのが
「とにかく逃げて」というものでした。

なにかもやもやしたのは
なぜ子どもに対してばかり、行動を即すのかなあ
ということです。
逃げなくてはとても生きていられないほどの状況は
子どもの力ではもうどうにも変えられないことでしょう。
逃げろというメッセージと
大人がしっかり聞くよ、そんな状況に向き合うと約束するよ、と
セットで初めて 逃げても大丈夫かも知れない と
思えるんじゃないかな。
非がないのに何故自分がその場を去らなければならないのか
納得出来ないまま我慢し続ける子もいると思うのです。


もう一つ
「まわりにSOSを伝えて」というのもかなりあったのですが
先日あった痛ましい死の、
生活日誌の空を切るような
すれ違った受け答えにあるような絶望に繋がらないように
こどもに伝えて,と言う前に
大人がしっかりキャッチするよ、と請け負って
初めて必死のサインが出せるのではないかと思うのです。

こどもにああしてこうしてと言う前に
おとなも振り返って考える
きっかけにもなるといいね。