婚約指輪は月収の3カ月分


ダイヤモンドの輝きをあなたへ


なんて感じのコピーが昔流行りましたよね。。。確かですが


先日、自分のお勧めの映画を紹介するコンテンツで記事を書きました。


実は迷い迷いで好きな映画から何を紹介しようか考えていて


そのコンテンツからは漏れてしまったけど個人的に意義のある作品としての映画をご紹介したいです。


先日、前会社の上司から上記の映画のリアルな側面を聞いて改めてもう一度見直したいと思いました。


その作品こそ・・・


『ブラッド・ダイヤモンド』


もっこりーマンの日記-ブラッドダイヤモンド

本作品は実話をもとに描かれている映画です。


日本からは遠く離れたアフリカ大陸でももっとも西に位置する国


シエラレオネ


という国の内戦の話です。


そもそも内戦の原因というよりは内戦にアクセルを掛けている紛争ダイヤに関してがテーマです。


ダイヤモンドの価値は?


というタイトルで書かせて頂きましたが、皆さんはダイヤモンドの価値を決める3Cをご存知でしょうか?


C:Color

C:Cut

C:Carat


の3つでダイヤモンドの価値は決まると言います。


しかしながらそこに新しい価値観を加えたのがもうひとつの「C」です。


C:Conflict


つまりは『紛争』です。


現在、市場に出回っているダイヤモンドでも私たち消費者が内戦が起きている地域、国からの輸出されているダイヤモンドの購入を避ける、もしくは買わないという運動があります。


そのためダイヤモンドにも


紛争フリーダイヤモンド、紛争中立ダイヤモンドのような形で国際市場で出回っています。


現在は、内戦も終結し復興に向けてシエラレオネは進んでいますが、


内戦時代の傷跡は大きな形で残り、貧困に加えて手を切断された子供や親を目の前で殺された子供がいます。

シエラレオネ記事

反政府組織(RUF)と政府との内戦により別れた国を統一しようとした試みた大統領選挙


選挙に行っても投票出来ないようにと反政府組織に両手を切断された子供が多々いるのです。


この実話をもとに制作され、世界へダイヤモンドの新しい価値を提唱し、消費者へ映画というエンターテイメントの切り口から啓蒙していくというジャーナルテイストが入った作品は個人的に関心が強いです。


ディカプリオが脚本を読んで自ら主役を願い出たという作品


今週末に改めて、観ようと思います。


最後に・・・


一番驚いたことは・・・・


このシエラレオネの内戦を終結させるべく、人道的に外れている行為を行っていた反政府組織を抱え込み


『平和』という2文字を選択した国際連合


『人権』と『平和』の根本的な考え方を世界の各メディアでは相当な議論が及んだのに対して


日本のメディアではなかった事のように取り上げられなかった。


この話は驚きました。