なぜか、ある話題に触れた時だけ、逆鱗に触れてしまったように人が変わって過剰な反応をとってしまったり、
『なぜにその結論に⁉️』と皆んなが驚くような全く意味の通らない結論を導き出したり、
理解に苦しむ場面はありませんか?
時間を置くと、取り乱した本人も自分の反応をおかしいとは感じるのですが、それを止める事はできない。
それはその話題にまつわる記憶にその方にとっての非常にショッキングな出来事、辛い出来事などが結び付いてしまっているために起こる反応なのですよね。
脳にそのような回路が出来上がってしまっているようで、
通常の記憶パターンとは違う回路らしいです。
まだまだその研究が浅い分野なので、もちろん確実なことは申せません。
昔からある言葉では
トラウマ
ということですね。
辛く苦しい過去の時間に多くさらされ生きてきた人には当然そのような理屈の通らない反応パターンが、
他のそうでない人々よりも、多く出来上がっているのかもしれないですね。
あの人訳わからんわ。
話し通じんし、疲れるわ。
何でそんな事言うんやろ?
何でそんな事するんやろ?
と、感じる人が自分の周囲にいるとしたら、
そのような背景を想像してみるといいかもしれません。
と言っても、そのような事ばかり起きると疲れてしまうのは仕方ないですね。
また、もし自分にそのような面があるのだとしたら、
そこから自分の内面に深く切り込んで行く勇気を持つと素敵でしょうね。
トラウマとは、何年経っても自然に消滅するものではないらしいですよ。
大きな意識改革が起こればまた違うのかもしれませんが、本人が触れたくないものとして封印(回避)してしまっているので、そうそう意識改革など起こりようもありません。
逃げ続けられるものならば死ぬまでそうするでしょう。
自分で何とかなるものではないのでしたら、
専門家の支援を受けて、そこから抜け出す努力をして欲しいですね。
一人で出来ない事は頼って下さいね。
解決しようと思うことがまず素晴らしいと思います。