宮崎市芸術文化連盟主催の短歌大会が開催され、短歌連絡協議会に大会の運営が任された。
不肖、私は大会の司会進行を仰せつけられ、スタッフの皆さんの協力のもと、無事
務めることができた。
選者選賞のトップ宮崎市長賞は
初夏の河鹿の鳴き声かき消して会話に夢中の山ガールゆく
最近は山ガールという人種が山野を闊歩しているらしい。
互選賞の1位は
梅雨晴れの庭のみどりがひかりあう朝にあなたは母となりたり
震災を詠った作品も多く(UMK賞)
震災地より届きし難聴の子のメール「避難す・怪我なし・幕張は液状化」
震災時の緊迫した状況が生々しく伝わって来る。
朝霜を背に拓きしとふ亡父の畑農継ぐ子なくヒメジョオン咲く(副市長賞)
霜は足で踏むもので、背に受けるかあ ? という意見もあったが、暖かい南国の
人は経験がないので、理解出来なかったかも。
因みに、小生の歌はまったく日の目を見なかった。
九州男