9月2日、宮崎市民プラザにて第29回「宮崎市民短歌大会」が開催された。
当初は中央公民館での行事であったが、空調の故障で熱中症の犠牲者を
出してはいけないとの理由で急遽、場所替えになったものである。
市民プラザの会場は快適そのもの、さすが市文連の主催であればこそ
のことである(我々が主催する行事ではまずあり得ない)。
最近は、短歌の世界も結構ユーモアと軽みを詠った作品がみられるので、今回
の入賞作から2、3首紹介する。
転びたる私の前にコンビニの自動扉がしずしず開く
電話とれば葬儀屋からの勧誘に老人いないとソプラノで言う
言いわけは「あそびをせんとや生まれけむ」いそいそと旅の荷を整へる
おばちゃん達も結構がんばっていますよ。
ついでに私の拙吟
運玉はみごと的中鵜戸の亀岩もともと吾は左利きなり(外れ)
この歌には司会者の私におばちゃんたちから声援が湧いた。