こんにちは〜Cozyです。
英会話を身に付けるロードマップの続きです。
英会話の習得において、まずしっかりとした基礎作りからはじめます。
このプロセスは2つの初期ステージに分けられ、
STAGE1では、中学文法の理解と基本単語の習得に重点を置きます。
STAGE2では、フォニックスとループ発音により正しい発音の基礎を作ります。
そして、STAGE3です。
STAGE3では、英会話を5つの力に分解して
あなたの苦手な部分にフォーカスして
とことん伸ばしていくという戦略をとります。
最もゴールに早く辿り着けるためには、
どのように攻めていけば良いか?
....についてお話ししていきます。
とくにネイティブの英語が
ごにょごにょと雑音にしか聞こえないという方には
必見の記事ですので、最後まで見ていってください!
聴き取る力と理解する力、どっちが先?
リスニングは音を聞き取って、それを理解する。
すなわち音理解→意味理解 の2ステップです。
それで、どっちから先に学ぶべきか?
という話なのですが...
結論から言うと
【音を聴き取る力】です。
その理由としては、
日本人はそもそも、英語の音を認識できないからです。
僕自身がアメリカにいた時も
本当に雑音のようにしか聞こえなかったのですが....
英語の音を拾えてなかったからです。
英語がごにょごにょ聞こえて何言ってるかわからない
、、、と感じているあなた。
それは単語やフレーズ以前に
英語の音を認識する力に問題があるのです。
聴き取るというよりも、
“キャッチする”という言い方がしっくりきます。
つまり、たとえ意味がわからなくても、
クリアに英語の音が拾えるようにアンテナを立てるということです。
英語の音は、日本語にはない音である。
では、どうすれば英語の音を
キャッチできるようになるか?
その答えは、、
【まず、英語の音素を認識できるようにトレーニングする】
です。
音素ってなに?
と思われるかもですが...
日本語は、あいうえおの5つの母音と、
一方英語は、、、
20個の母音と24個の子音からできています。
数え方にもよりますが....だいたい44個の音です。
えっ、、、どう考えても日本語より音数が多いやん?
ということに気づいてしまうのですが
たとえば次の英語を発音してください
apple
bird
about
heart
apple(アップル) bird(バード) about (アバウト) heart(ハート)
のように全部"ア"で発音してしまった方は
カタカナで認識する習慣がついています。
日本語の方が音が少ないので
無理やり置き換えるとどうしてもこうなります。
さらに、恐ろしいことに、、、、
英語の母音は日本語の"あいうえお"と同じ音はひとつもありません。
子音も似てるようで違う場合が多く
カタカナ英語で発音するのは
本当にナンセンスである。
ということに気づかされました。。
すなわち、、、、
正しい音を覚えるしかないということなのです。
英語はたった44の音でできている
でも日本語にはない音を全部覚えるなんて大変すぎる
と思われるかもしれませんが、、、
僕自身は、英語の正しい音の学習について
ずっと後回しにしたからこそ言えますが、、、
圧倒的なリスニング力のアップを感じられました。
44個の音をキャッチできるようになる
これが、まず大切なことです。
音の"変化"を聴き取れますか?
そして、"聴き取る力"において大事なのが
音素をキャッチできる力と、
もうひとつが、、、
【音の変化を認識できる力】です。
たとえば、、、
こちらの音声を聞き取ってみてください。
Good luck! I hope you find her. (頑張って! 彼女がみつかりますように)
このようにふたつの単語がつながったり、
hの音が脱落したりすることで、
全く違うひとつの単語のように聞こえることが
実際の会話ではよくあります。
hope も you も find も herも
知っているはずなのに、、、
なぜか聞き取れない。
このように感じる時は、
音の変化をキャッチできていない場合がほとんどです。
音の変化(連結、脱落)は
これが"聴き取る力"を高めるために
あなたがやるべきことになります。
解決法: "ディクテーション→ループ音読" が最強
では、最後にどうすれば
"聴き取る力"を高められるか?
その具体的な解決法についてお話ししたいと思います。
1. まずネイティブの音声を何度も聴く。(スロースピードでOK)
2. 答え合わせして、英語字幕を見ながら何度も聞いて正しい音を記憶する。
最初にネイティブの音声をディクテーション(書き取り)してから、
自分がどこを聞き取れなかったかスクリプトを確認します。
以前にも紹介した
Googleの拡張機能であるLanguage Reactorを使えば
NETFLIXやYouTubeの素材を使って
簡単にディクテーションをすることが可能です。
スピードはゆっくりで構わないので、
スロースピード(0.7倍速くらい)に調整して
繰り返し何度も聞いてから、字幕をつけて答え合わせします。
聞き取れなかった部分は、、、
1. そもそも音素を聞き取れていない
2. 連結や脱落の変化が聞き取れていない
このどちらか、もしくは両方なので、
次に字幕を見ながら、何度も再生して
正しい音を脳に記憶させます。
そして、それが終わったら、、、
【自分でも発音して、口から再現する】
このステップ3がとにかく大事です。
よく巷で言われている、、、
自分で発音できないと、英語は聞き取れない。
というのは嘘ですが
【自分で発音できる音は必ず聴き取ることができる】
というのは真実です。
口を動かすことで、聴き取る力は高まるし
さらに、自分の口で発音することで、
聴き取る力、発音する力の両方を鍛えることができます。
まずディクテーションを行って、
そこからループトレーニングで自分でも言えるようになる
【ディクテーション→ループ音読】
を行いながら、入口と出口を強化していきましょう!
まとめ
映画のフレーズで生のネイティブ発音を学べる!!
映画、YouTubeなどネイティブ英語音声を活用し
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『アホみたいに楽しく★映画で英会話を身につける実践編』
毎週水曜日の朝、既に4,000人以上の方々へと配信中。
初心者の方がネイティブのフレーズを使えるように