第24会参院選の詳しい結果が総務省から発表されました。
全国・市民政治ネットワークが推薦する、比例代表の大河原まさこさんの投票結果は、
私たち信州・生活者ネットワークの力のなさを痛感するしかありませんでした。あせる

選挙区では、長野県区が全国トップの62.86%という投票率でした。
10代の投票率は、県内で松本市の50%が最高だったとのこと。

投票率が低いのは、高知県45.52%に次いで徳島県。
参議院合同選挙区の一つであり、
本文を書いている私、山岸綾子の出身地でもあり、
幸福実現党総裁、大川隆法氏の出身地でもあります叫び
合区の立候補者3名は皆さん、徳島県出身…
投票率が低いのも頷けます。

同じ合区でも島根県はトップ3入りの62.2%に対し
鳥取県は過去最低投票率の56.28%とのこと。

1票の格差は大事ですが、合区がすすめば、
地方はこれからますます厳しくなるのでは?と感じています。

また、比例代表で29万票を獲得した山田太郎氏落選についても、
比例代表のしくみや政党政治そのものに、疑問を感じずにはいられません。

自民党の圧勝には、ため息しか出てきません。

私たちを含め、野党側は憲法改正こそ争点!としてきましたが、
与党側は経済対策こそ争点!とし、憲法改正について言及することを避け、
争点はぼやけたまま。
争点とすることが出来なかった野党側が悪いのか、
争点隠しをした与党側が悪いのか。
それをお話する場ではないけれど、
この選挙結果は、
「憲法改正」に国民がYESとしたものではありません。

長野選挙区で当選を果たした、杉尾ひでや氏には、
しっかりと働いていただき、
権力の暴走を食い止めて下さることを祈るばかりです。

野党共闘とはなったのもの、
当初、どうしてくれようむかっと思った、杉尾陣営でしたが、
様々な障壁を乗り越え、無事、当選を果たしたこと。
杉尾氏個人や、党の皆さんのご努力に、敬意を表します。
その上で、関係者の皆さまには、
自民党草案による憲法改正阻止への熱い想いに突き動かされた、
無党派層の働きを、決して忘れないで頂きたい。
どうか、我々の思いを国政に届けて下さい。
心より願っております。

戦争をさせない1000人委員会すわの共同代表をつとめる
前信州・生活者ネットワーク代表の宮澤恵子さんは、
今後も映画「不思議なクニの憲法」の自主上映会を続け、
一人でも多くの市民の方に、憲法改正について知ってもらう活動を続けたいと、
おっしゃっておられました。

これに限らず、信州生活者ネットワークのメンバー一同、
できる範囲で全力で、活動を続ける所存です。

(文責:事務局 山岸綾子)