2017年6月議会に信州・生活者ネットワークから提出した

「議員定数削減について検討することを求める請願」を

審査した議会運営委員会の際の発言に対し、

公開質問状を委員長の寺沢さゆりさん宛てに、

21日午前に提出いたしました。

(審査の傍聴報告は19日付でお知らせ済み)

 

本日、6月23日、公開質問状について話し合う、

議会運営委員会があったので、私、山岸綾子が傍聴してまいりましたのでお知らせいたします。

請願提出者の丸山と代理人・長野市議会議員=西村裕子は、松本の視察を予定しており、傍聴できませんでした。

 

公開質問状の内容は以下の通り。

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2017年6月21日

長野市議会 議会運営委員会

委員長 寺沢 さゆり

 

公開質問状

   信州・生活者ネットワークながの

      代表 丸山 香里

 

 私は2017年6月19日の議会運営委員会に参考人として出席しました。私が意見陳述を求められた項目は「長野市議会議員定数の削減について検討することを求める請願について」でした。その際、委員会に議長として出席されていた小林義直議員から「質問」を受けましたが、あのような行為を私たち一般市民の間では「質問」ではなく「詰問」という言葉で表します。請願を提出した市民に対し議員が「詰問」を行うことが認められるのであれば、市民は請願の提出や参考人として出席し説明を行うことにためらいを感じるようになり、結果として長野市議会自らが市民の請願権を制限してしまうことが懸念されます。市民の請願権および市民と長野市議会の健全な関係を守るため、下記の項目について議会運営委員会の見解を開示されることを求めます。なお、開示された内容については市民に広く公開させていただくことを申し添えます。

【質問項目】

 2017年6月19日の議会運営委員会において、議長として出席した小林義直議員が参考人に対して行った「質問」について、議会運営委員会は「適切であった」と判断をされますか。

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↓は、委員会傍聴者への配布資料です。

議論に必要と思われる部分を、事務局職員が文書おこしされたもので、正式な議事録ではないという事ですので、ご注意ください。

読めますか?

 

13時から始まった議会運営委員会では、

・政務活動費における広報紙・ホームページの取り扱いについて

  広報誌の発行基準等について今後話し合われるようで、

  明文化された発行基準のある西宮市議会の例が資料として

  提出されていました。

  

・議会活性化検討委員会の中間答申について  

  議会がタブレット端末を活用することになりそうです。

  タブレット検討委員会で検討するようです。

  タブレット導入に関しては、私も調査したいと思っております。

 

・議員の発言通告について議論されました。

  一般質問の際、発言の通告以外に、その他として、

  突然質問をされると理事者は困るので、「その他」てのは

  無しにして!緊急質問は別だけどね。という提案。

  これに対し、

  「そんなもん、質問する権利が阻害されるような取り決めを

  自分たちでするわけがなかろう」

   ↑もちろんこんな言い方はしておりません。

  という意見でした。 ですよね!!私もそう思います。

  「でもまあ、急に質問しちゃってんだから、

  答えられなくても仕方ない場合もあるよね。

  それはわかってるさ」という意見もありましたので、

  議員の皆さま、急に質問しておきながら、

  答えられない理事者の皆さんを責める事はやめましょう。 

 

以上のような討論の後、いよいよ公開質問状についての討議がはじまりました。

 

公開質問状の読み上げの後、松木委員が挙手。

「自由に意見を述べたいので、非公開にすべきでは?」との提案

三井委員「公開しても良いのでは?」

小林委員「公開しても良いのでは?」

野々村委員「非公開でもよい」

オブザーバー参加の小泉議員「公開が原則だが必要な部分だけ非公開にしても良いのでは?」

中野議員「公開で!」

(公開非公開、聞き取りが間違っていたらお許しください。

聞き取りづらかったもので。」

委員長の提案にて、暫時休憩となりました。

おいおいおいおいおいーーーー!!!

何言っちゃってくれてんだよ。

 

5分程度の休憩後

決を採ることなく非公開となり、

退出する事に相成りました。

退出したのは、2名の記者と、市民の私、議員1名でございました。wwwww

 

おしどりマコさん!!想定外でした。笑

 

公開質問状には「詰問」と書いてあるけど、

内容を見ると「査問だよね。これ」と、傍聴者の一人が

私に声をかけてくれました。

査問(さもん)=事件等について、関係者を調べ問いただす事

だと、グーグル先生に教えていただきました。

 

確かに、そうかも・・・

 

でも!!

ただでさえ、ドキドキしながら請願を提出している一般市民

からいわせてもらうと、恫喝と思っても仕方ないのでは?

と感じております。

   恫喝(どうかつ)=おどして恐れさせること。

 

議員経験のある丸山さんや、何度も請願を提出した時のある私ですが、議員と市民との情報量は歴然。

対話ではなく、ただ質問に答えるだけの一方通行の

やり取りで、何と答えるか、瞬時の判断をしなければならず、

発言いかんでは、不採択になりかねないのですから、

細心の注意を払っても払いきれない状況でいるわけです。

私たちとて、それなりに、ドキドキし恐れを感じても不思議ではないのでございます。

丸山さんが使った「詰問」という言葉が彼女の思いを一番反映しているのでありましょう。

  詰問(きつもん)=相手を責めながら返事を迫って問いたてる事。

 

会議が終了した頃、議会事務局に問い合わせたところ、

公開質問状への回答は今回の委員会では決まらず、

次回の委員会に持ち越されることになったそうです。

次回運営委員会の予定は7月6日午前10時からの予定。

協議事項はまだ決まっていないけれど、おそらく、

協議事項になると思われる。という事です。

 

では、テレビ信州のおしどりを見てきます。

追記:とても素敵な特集となっておりました。

NNNドキュメントの系列局なので、

以前に放送された、「お笑い芸人VS原発事故~おしどりマコ・ケン」の取材と合わせ、わかりやすい内容になっていましたね。

こちらは、検索するといっぱい動画が見れれるようです。

今回のニュースも番組HPに動画配信して下さるとうれしいですね。