今年の冬は、彼と絶対過ごすんだ。 はりきって、1ヶ月前から用意していたクリスマスプレゼント。 せっかく用意していたのに・・・彼はいなくなってしまった。 なぜなら・・・12月24日クリスマスイブ。 街の中は、クリスマスソングが鳴り響きカップルだらけの道。 いつもの下着より勝負下着で出かける女性やいつもなら普段着だがスーツを着ている男性がいた。 私も、気合いを入れてみた。 おニューのセーターに、ミニスカートをはいて、彼とのいつもの待ち合わせ場所へ・・・。 携帯を片手に持ちながら、何度も携帯の時間を気にする。 やっと、彼がやってきた。 でも、その瞬間・・・ キキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキィィィ        ププププププププププププププププププププゥゥゥゥゥゥゥ                           ドカーーーーーーーーーーーーーーーーーーン! と彼は、私の前で命をおとした。 最高のクリスマスイブが、最悪なクリスマスイブになったのです。 慌てて持っていた携帯電話で救急車を呼んだ。 しかし、ときは遅くって彼は亡くなった。 私は、頭の中がまっしろになってしまった。 涙がポロポロたくさんでていて、その一粒が彼のほっぺたにあったのです。 すると、死んでいた彼が生き返ったのでした。 私は、一生忘れられないクリスマスイブとなった。