新宿に到着し、言われた通りに某エリアのホテル街の中から適当な場所を選びチェックイン。
あとはメールでホテル名と部屋番号を伝え、あとは待つばかり・・・・
ピンポーン
キターーーーーーーーーーーーー!!
ドアを開けると、心もち堅い表情の嬢が。最初は話し方もちょっと無愛想。
普通にお店を利用する場合にこれだったら「ハァ!?」となるが、今回は特殊。
やはり見知らぬ男と密室で二人きりというのはコワイし、緊張するわね。何回か同じようにモデルに対して施術しているんだろうけど、何度やってもそれは変わらないと思う。
最初はヒアリングタイム。まず性癖というか、性に関して全般的な考えや嗜好などを聞かれた。
そこでは一応、自分はドMではあるけど、私生活だったら、好きな人が気持ちよくなってくれるのは嬉しいから責めるのも好きだし、という話をまずした。
「男は責めるもの」という一方的な認識、前提があると楽しめないという思いがあったけれど、学生時代に代々木忠監督のAV『性感Xテクニック』シリーズと出会い、南智子さんという性感エステティシャンが言葉と手技だけで男優を喘がせ、絶叫させ、失神させていたのを見て、何かひっかかっていたものがストンと落ちた、ということを伝えた。
次に、なぜモデル募集したのかということも改めて(一度、メールしてるからね)聞かれた。
先に話したような性に関する思いがあって、あなた(嬢)のブログを読んでいると、性への考え方と、仕事としての取り組みがとっても真摯に感じたので、そういう人にだったら自分の思いも真面目に受け止めてもらえるんじゃないかと思った、と伝えた。
一通り聞き終えると嬢は「ありがとうございます」とお辞儀して、「じゃあ簡単に今日お願いしたいことをお話ししますね」と説明を始めた。
まず「ドライ・オーガズム」と「メスイキ」の違いについて説明を受けた。
細かい部分は失念してしまったが、ざっくり言うと
ドライ・オーガズムは「射精と同じ快感はあるが射精はしない」
メスイキは「女性の快感と同じもので、今まで男性が経験してきた 快感=射精感 とは全く違うものである」
とのこと。だから最初は「これってイッてるの?」と戸惑うのだという。そう考えると非常に興味深い。
『性感Xテクニック』シリーズはドライの方で、『男魂快楽地獄責め』や『オスガズム』シリーズで男性が狂ったように叫んでいるのはメスイキの方(が多い)らしい。
どちらにせよ、身体に、気持ちに素直に従って叫べる、というのは素晴らしいことだ。
さっそく身をゆだねよう。