実験台として天に昇る Part3 | 昇天記 ~NAGISAの記録~

昇天記 ~NAGISAの記録~

責められの快楽にはまったオトコのつれづれ

まずは身体を温めてリラックスする必要があるとのことで、お風呂に入るように言われた。

 

身体を洗ったり湯にゆっくり浸かったり15分ほどリラックス。

 

バスローブを着て出て行くと、嬢はナース服に着替えており、ベッドに仰向けに寝るよう促される。

お尻を少し高めに設置するため、まくらを敷いてその上に腰を乗せた。

 

まずは毛を巻き込んでしまうとイケナイというので、お尻まわりの毛をカミソリで剃られる。うう・・・初めてだ(恥)。

 

そして、まずはア○ルをほぐさないといけない、ということで入り口からゆっくりとなでられ、やがて指が挿入されていった。この時はまだいわゆる快感はない。マッサージという感じだ。なかなか気持ちいい。この間、嬢は自分がなぜこの世界に入ったかの話を始めた。

 

最初は性感マッサージの仕事をしていたそうだ。そしてある日、風俗に勤めている人向けのア○ル責め講習会がある、ということを同僚から言われ参加したとのことだった。

当初は軽い気持ちだったそうだが、講師の説明を聞いて、実践に進んでいくうち、楽しさに目覚めたと・・・ア○ル自体が愛おしい、いじっていることが凄く楽しい、と嬉々として話す。

 

「ア○ルってね、マイナスイオンが出てるんだよ~ 癒やされるぅ~ とても楽しい」

 

ドアを開けて最初に見たときの表情とは正反対のにこやかさだ。何だかこの嬢が愛おしくなってきた。

 

そんな雑談&ほぐしが結構な時間続いた気がするが、やがて話に参加できなくなっていく。

「ほぐし」がキツくなってきたのだ。凄い肩こりの時にマッサージされると痛気持ちよさに「う゛う゛~」という呻き声が出てしまう時ってありますよね? まさにあれそのものです。

嬢曰く、運動をやっていたりすると、ほぐれるまでに時間がかかるんだって。

 

やがて・・・

 

いつしか、如意棒をしごかれているような快感とは全く別の感覚が襲い始めた。

それはいまだに言葉で説明がしきれないので大変もどかしいが、最初に嬢から説明されたように、本当に今まで体験したことない感覚なので、果たしてそれが「イク」ということなのかわからない、と・・・まさにその通りなのだ。

 

 しかし何だかわからないが声を止めることはできなかった。

 

最初はうめき声だ。

「うう・・・・ぐっぐっ・・・ぐっ・・! がっ・・!」

体はしびれて動かなくなっており、されるがままだ。

 

やがて、けっこう強めに中をかき回された。すると・・・

「あ、あ、あ、ああー! ああー! あん! あん!」

いわゆる「イク」感じではないのに、声を止めることができない。

 

「いいんですよ、もっと声出してください!」

「あー! あー! あ・・・はぁー!」

「そう! もっと!」

 

やがて指の動きが少しずつゆっくりとなった。練習は終わった。

「おつかれさまでした。私もいろいろ試したいことが結構できたんで良かったです。本当に今日はありがとうございました。」

 

と満足げな表情をうかべる嬢。

 

私は何だかわからず放心状態のままでうなずき、お礼を言っていた。射精感は微塵もなかったが、何だか満足した。

そしてあれだけかき回されていたにも関わらず、排便を催すような感覚は全くなかった。

不思議だ。これは回を重ねたらヤバいかもしれない・・・

 

この店、普通に入るとちょいとお高いがこの人なら考えてみようかな、と思っていた。

その後もツイッターやブログでは、相も変わらず探究心と好奇心と向上心がにじみ出る言葉が連なっていた。

 

しかし・・・・