2017/5th: ユニクロ帝国の光と影 | ブログ移転→【Place In Taipei 】

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色々と電子書籍で読んでいたのですが、スッカリ書き忘れていました。あ、最近は無料で漫画もすごくたくさん読んでいます☺︎

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電子書籍便利だ〜!タッチパネルの反応が良い新しい書籍リーダーが欲しい〜!


5月頭社内プレゼン用に何冊か電子書籍を購入したのですが、この本はユニクロという一件煌びやかな超一流上場企業が実はいかにブラックなのか(人によって捉え方は違うと思いますが)という内容なので

あまりプレゼンの参考にはならなかったかな。

10箇所、ハイライトをつけました。


1. ”安くて良い服、を作るためには、企画段階から生産、物流、販売にいたるまで自社ですべてをコントロールできないといけない。

商社に任せきりの時は、委託コストも不透明だし、業務の良し悪しを判断する基準も持てないままだった。

まさに!その通り!完全同意。
その結果、

2. SPAとなったユニクロの低価格の商品と比べることで、今までに適正価格と思われてきた衣料品が、流通のムダなどのために水ぶくれした価格であることが消費者にわかってしまったのである。

ここまでは、ユニクロがこれまでの小売企業と比べていかに革命的で、消費者のために安くて質の良い製品を作り、販売することに重きを置いているのかがわかるのですが

ここから段々と、ソレを実現するための

社内の徹底したマニュアル、福利厚生などが明かされていきますガーン

3. 店舗の店長を最高の仕事ととらて、店長の仕事を全うすれば、本部にいるよりも高収入が得られる。


店長の年収は、月収とボーナスを合わせて約600万程度で、他のアパレル企業と比べると高めなんだそうです。

しかし店舗に正社員は店長ひとりプラス、地域正社員や、準社員、あとはすべてアルバイトで賄われているらしく

また売上に対しての人件費がものすごく厳しい。

なので、残業代の付かない、管理職である店長が結局、足りない業務のすべてを補わなければならず、月の勤務時間は300時間以上になることもザラなんだとか。

でも240時間以上働いてはいけないという決まりがあるため、タイムカードは240時間以内で収めて、サービス残業をするらしい。

300時間って…週に一度しか休みがないとしても、1日12時間…ヒィーー!!

ここまでするの日本の店長くらいだろうなァ。

離職率もハンパじゃない。

4. 損益分岐点

5. ユニクロには退職金制度はない。(確定拠出年金制度のみ。)⇨まァ外資をはじめ、これからそういうところが増えていくんだろうなァと予想。

6. ユニクロの生産工場4箇所名前だしあり。

7.新たに読んでみたい本となった”中国貧困絶望工場”

8.ユニクロは自社工場を持っていないが、生産チーム、技術の匠チームがあり提携工場へ貼り付けにしている。このチームの品質管理体制が、素晴らしい。

9.ユニクロとZARAの違い。ユニクロはザラを目標かつ最大のライバルとしているけれど

比べれば比べるほど、開発、生産から流通まで全てがユニクロと180度違って面白かった!

ZARAのことを書いた本も読んでみたいニコニコ

10. ZARAは、デザインを決めてから店舗に並ぶまで最短14日で開発生産出荷ができる。
(本当にどうやって!?と思うけれど、スペイン本社でデザイン、パターン、開発、生産やってそこから出荷しているのなら、最短で出来なくもないのかなァと思えてしまう。ひと型も少量のようだし)





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