こんなに大きな金木犀の樹も珍しい。
小学校の校庭の隅に咲いて
何年の歳月を経て、ここまで成長して来たのか…
幾人の児童を見守り、生徒として送り出して来たことか。。。
季節を彩る樹木として、桜とともに何時も想い起こすのは、
秋の清々しい陽気の中に黄金色の小さな実のような花
をつけた金木犀だ。
あの酸甘い匂いが、季節の変化と共に鼻孔をくすぐってくる。
ところで、今日は祝日の改訂後に連休の最後となった「体育の日」です。
人間の身体を育て上げるものは、運動の他にも、大切な心や、
四季の移ろいを感じとれる「感性」を磨くことでもあると思います。
爽やかな陽光の下で、
樹木との対話や、山や野に咲く花や実の薫りや味を識ることで
心は大きく深く「自然」を取り込んでいきます。。。
大自然のエネルギーは私たちを確かな方向へと成長させ、
豊な「感性」を育んでくれるに違い有りません…
ゆっくりと深呼吸して
大気の中の「音」や「匂い」を身体で感じ取りましょう。
大自然の恵みは至るところに存在して
貴方の「感性」に話しかけています。。。