結婚式で受付をしてくれた私のお友達と
彼のお友達と、私達夫婦、4人でお礼デートをしてきた。
彼らは出会いのきっかけから私たちに付き合ってくれた
大切な友人。
ずっと見守ってくれただけでなくて、
結婚式では受付もしてくれた。

超久しぶりの渋谷。
彼は人ごみの渋谷を最初躊躇していたけど、
まあ夜ご飯だけだし、いいか。
ということに。
センター街は混んでてドキドキしてしまった。

いっぱい食べて、超満足

ずっと私たちを支えてくれて、これからも
一緒にいてくれるお友達。
なんだかお互いいい友人を持ったなぁと
幸せな気分になった。

私のお友達は、
とっても体調のことを心配して、
色々きいてきた。
式の直前まで入院してたことを知ってるから、
いったい何の病気なんだろうと
不安なんだろうな。
と思った。
でも心配症の彼女だから、
病名なんか言った日にはもっと
心配させそうで、
もう落ち着いてきたのよ~。
時々通院するだけで良いし。
と嘘をついてしまった。

友達に何処まで言うかって
結構悩む。

私が逆の立場だったら、親しい子には
打ち明けて欲しいって思う。
私は言ってもいいんだけど、
伝えることで、
辛い気持ちを背負ってもらうっていうのも
事実。

だからきっと手に負えないかな?
負担になっちゃうかな?
って子には言えないな。

家族以外で知っているのは、
職場の2人。
親友一名。
メンタルメンバー。
同病者グループ。

知っている人は、
結婚式で涙なくしては
私とそれを支える彼の頑張る姿を見れなかったらしい。
立会人をしてくれた親友も泣いてたし、
姉も目が真っ赤だったし、
写真見ると
両方の母親は心配のあまり式の間中、顔がこわばってる。

そうだと思うよ。
だって写真見てて、
私たち、本当に良くやったね。
って泣けるもん。

うん。
本当に良くやった。

告知を受けて、
結婚式やるってかえって覚悟がついた。

でもその後
いつも9度台の熱だし、(それが3ヶ月平熱だから慣れてたけど)
胸に水がたまって咳は止まらないわ、
全身腫瘍だらけですって言われるわ、
手遅れ一歩手前だから覚悟してくださいって言われるわ、
家族は泣いてるわ、
抗がん剤でショック状態にもなるわ、
それでも結婚式やるって諦めなかったもんなぁ。

というか死にそうな人間て
すっごい執念しかないんだろうな。

親たちも最期のわがままかもしれないから
きくしかないだろう
って感じだったのかな。
いや、怖くて私から結婚式取り上げられなかったんでしょう。
その気力奪ったら死んじゃうかもしれないもんね。

今考えてどうしてあの状態でやる気で、
式をできるって思っていたのか、
はっきりいってわからない。

点滴24時間で、
脂汗で一日6回も着替えながら、
病院に美容師さんに来てもらって
髪切って、ヘアメイクの打ち合わせして、
招待状切り貼りして。

エレベーター乗るだけで
はぁはぁして退院した人間が、
2日後12cmヒールでゴージャスドレス着て、
結婚式とお茶会しめて5時間たちっぱなしでにこにこしてたんだから怖い。。。
車椅子必要なかったもん。

本当執念しか感じられない。。。
死にそうな人間って信じられないような力が出るものなんですわ。