去年の年末産婦人科へ行ってきました。
悪性リンパ腫後の妊活ということで参考になる方もいらしゃるかと思うので、記事にしていくことにします。
2012年の12月、産婦人科へ。地元の産科で大変有名な総合病院を選びました。
現在リンパ腫でかかっている大きな病院ももちろん選択肢にあったのですが、少し距離があるので、とりあえず女性機能の検査だけしてもらおうかと思ったのです。
不妊治療で有名なクリニックもありましたが、そこは「体外授精」を受ける前提となるので、まずはほかの病院を受診してみてはとアドバイスを受けました。
さて、「病歴ありの妊娠希望」ということを電話で告げると特定の先生を指名するように看護士さんから言われました。
そして診察日。
真っ先に「リンパ腫、大変でしたね」といことから入りました。
そして「今後こちらで受診しても、治療はできないので、専門の大きな病院に行った方がよいです」ということを言われました。
あらー。じゃあ来なかったよ(>_<)
以下箇条書きにしましたが、こんなことを言われました。
・ここは産科につよい病院なので、専門的な不妊治療ができないということ。(タイミング方・人口受精など専門の設備が必要ないものは可)
・病歴があるため、女性機能に影響を受けているかもしれない。
・しかしそれは結局わからないことです。大丈夫かもしれないし、そうじゃないかもしれない。
・体外授精のため卵子を取り出してチェックすれば、卵子の状態がある程度わかりますが、それがこの病院ではできません。もちろんその場合は体外受精となる。
・現在女性機能が残っていても、卵子がもし影響を受けていれば、今後生理がとまることも考えられる。
・女性機能の終了まで時間があるのか、もしかしたらないのか、わからない。
・純粋に可能性、確率から言ったら、体外受精が一番把握できる方法。年齢的にもゆっくり遠回りして様子を見るよりは手っ取り早い。
・この病院で女性の1周期分の検査はできるけれど、検査して異常がなかったとしても、妊娠しない人もいる。異常がなくても妊娠に至らない人もいるので、そのあたりは医学的にもわかっていない部分もある。
・検査で異常があった場合、治療をすることになる。
・で、もし自然妊娠できたとしても、血液内科の連携が必要になってくると思うので、血液内科のある病院で産んでもらうことになる。
・不妊治療になった場合、スタートするまでに「どこまで」「いつまで」「いくらまで」とあらかじめ夫婦が話し合い、合意をしておいた方がよい。
・不妊治療は肉体的、精神的にとてもハードなものになる。
・二人の間のデリケートなところに他人がずかずか入り込んでくるのが不妊治療。
・もし不妊治療をする意思がないのであれば、基礎体温を付けて、自然妊娠を待ち、もしできなければ、時間とともに諦めるという方法もいい。検査をすると「どちらの責任」と原因がわかってしまうから、辛いこともある。
というお話を受けました。
話を聞きながら、「他の病院に行ってほしいの?」「リンパ腫だから妊娠無理そうなの?」なんて思いつつ聞いていましたが、要は一通り説明して選んでほしかったようです。
日本のお医者さんはいつもそういう話し方をされますよね。マイナスのことから全部話していく・・・。というか。「覚悟してください」的な。「そんなに無理なんだぁ」と正直少し凹みましたが(笑)
でも不妊治療で抱えるだろう精神的な負担もお聞きできたのは良かったと思います。やっぱり、いいものばかりではないものね。授かる人もいるし、授からない人もいるだろうし・・・。
それで結局どうしたかというと、「この病院は体外受精の設備がないから、この病院で、できるところまでするというのも一つの手だね」
と言われたので、「私たちの現在の意思はそこなのでそれでいいです」とチェックだけすることにしました。今後どう気持ちが変わってくるかはわからないけれど、今のところそこが私たち夫婦にふさわしいかなと思ったのです。
今後転院が必要になったりすると面倒ではあるのだけどね・・・。
そんな感じで病院通いスタートしました。
つづく。
悪性リンパ腫後の妊活ということで参考になる方もいらしゃるかと思うので、記事にしていくことにします。
2012年の12月、産婦人科へ。地元の産科で大変有名な総合病院を選びました。
現在リンパ腫でかかっている大きな病院ももちろん選択肢にあったのですが、少し距離があるので、とりあえず女性機能の検査だけしてもらおうかと思ったのです。
不妊治療で有名なクリニックもありましたが、そこは「体外授精」を受ける前提となるので、まずはほかの病院を受診してみてはとアドバイスを受けました。
さて、「病歴ありの妊娠希望」ということを電話で告げると特定の先生を指名するように看護士さんから言われました。
そして診察日。
真っ先に「リンパ腫、大変でしたね」といことから入りました。
そして「今後こちらで受診しても、治療はできないので、専門の大きな病院に行った方がよいです」ということを言われました。
あらー。じゃあ来なかったよ(>_<)
以下箇条書きにしましたが、こんなことを言われました。
・ここは産科につよい病院なので、専門的な不妊治療ができないということ。(タイミング方・人口受精など専門の設備が必要ないものは可)
・病歴があるため、女性機能に影響を受けているかもしれない。
・しかしそれは結局わからないことです。大丈夫かもしれないし、そうじゃないかもしれない。
・体外授精のため卵子を取り出してチェックすれば、卵子の状態がある程度わかりますが、それがこの病院ではできません。もちろんその場合は体外受精となる。
・現在女性機能が残っていても、卵子がもし影響を受けていれば、今後生理がとまることも考えられる。
・女性機能の終了まで時間があるのか、もしかしたらないのか、わからない。
・純粋に可能性、確率から言ったら、体外受精が一番把握できる方法。年齢的にもゆっくり遠回りして様子を見るよりは手っ取り早い。
・この病院で女性の1周期分の検査はできるけれど、検査して異常がなかったとしても、妊娠しない人もいる。異常がなくても妊娠に至らない人もいるので、そのあたりは医学的にもわかっていない部分もある。
・検査で異常があった場合、治療をすることになる。
・で、もし自然妊娠できたとしても、血液内科の連携が必要になってくると思うので、血液内科のある病院で産んでもらうことになる。
・不妊治療になった場合、スタートするまでに「どこまで」「いつまで」「いくらまで」とあらかじめ夫婦が話し合い、合意をしておいた方がよい。
・不妊治療は肉体的、精神的にとてもハードなものになる。
・二人の間のデリケートなところに他人がずかずか入り込んでくるのが不妊治療。
・もし不妊治療をする意思がないのであれば、基礎体温を付けて、自然妊娠を待ち、もしできなければ、時間とともに諦めるという方法もいい。検査をすると「どちらの責任」と原因がわかってしまうから、辛いこともある。
というお話を受けました。
話を聞きながら、「他の病院に行ってほしいの?」「リンパ腫だから妊娠無理そうなの?」なんて思いつつ聞いていましたが、要は一通り説明して選んでほしかったようです。
日本のお医者さんはいつもそういう話し方をされますよね。マイナスのことから全部話していく・・・。というか。「覚悟してください」的な。「そんなに無理なんだぁ」と正直少し凹みましたが(笑)
でも不妊治療で抱えるだろう精神的な負担もお聞きできたのは良かったと思います。やっぱり、いいものばかりではないものね。授かる人もいるし、授からない人もいるだろうし・・・。
それで結局どうしたかというと、「この病院は体外受精の設備がないから、この病院で、できるところまでするというのも一つの手だね」
と言われたので、「私たちの現在の意思はそこなのでそれでいいです」とチェックだけすることにしました。今後どう気持ちが変わってくるかはわからないけれど、今のところそこが私たち夫婦にふさわしいかなと思ったのです。
今後転院が必要になったりすると面倒ではあるのだけどね・・・。
そんな感じで病院通いスタートしました。
つづく。