こんにちは。
今日は少し遅くなってしまいましたが、今季の報告をしたいと思います。
昨年同様にグランドファイナルに進出したのですが、決勝で敗れてしまいあと一歩のところで優勝を逃しました。
目標にしていた2連覇はできませんでした。
今年のRochedaleは、前半戦は調子が良かったものの後半戦に失速してしまい、年間を通してコンスタントに力を発揮することができませんでした。
キャプテンのテリーが途中で不在になったのも大きかったと思います。
また今だから言えますが、後半戦を戦う選手たち、チームには引き締まった雰囲気、絶対に優勝するんだという気持ちはありませんでした。
もちろん、全ての選手がそうだったわけではありません。
自分がどうにかしようとコーチや選手に話をしましたが、結局は大きく結果として変わりませんでした。
原因がわかっていたにも関わらず、自分の力では変えられなかった悔しさがありました。
僕が個人的に感じたことですが、オーストラリア人はチームが一丸となって同じ目標に向かって取り組むということが下手だと思います。
というより、あまりわからないかもしれませんね。
だから優れた指導者がチームをうまくまとめて導いてあげることが必要なんじゃないかなと思いました。
実際にカップ戦を獲ったLionsやリーグ優勝のRedlandはチームとしてやることがはっきりしていて、自分たちのチームのスタイルがありました。
どうすればチームがもっと勢いがつくのか?
どうすれば選手たちの気持ちを高めることができるのか?
最後らへんは、そんなことばかりよく考えていました。
ふと自分で、俺は結局いつもチームがどうすれば良くなるという考えに行き着くんだなと思いました。
長年の癖というか、なんというか...。
正直、ここオーストラリアでは自分を高めることだけに専念していこうと考えていました。
無理に抑えようとしても、必要なものは自然と出てくるものなんですね。
でもそれに逆らわず、自然の流れに従いその時に必要なことに取り組むことが結局は1番大切だと思いました。
何にでもそれに適した時期やタイミングがあるんだと思います。
結果として、今季もたくさんの経験をすることができ、また成長することができたと思います。
あと実は、もう一つ目標としていた、チームの年間優秀選手(MVP)に選ばれることができたのがとても嬉しかったですね。
2シーズン、オーストラリアでサッカーできたことは本当に僕の人生を変える出来事でした。
最高でした。
いろんな人にも助けていただき、感謝感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございます。
またいつか戻ってきたいな。