やっぱり…

やっぱり話さなきゃよかった。

話したくなかったんだから、
話さない方がよかった。

相手の話だけ聞いて、うんうん…って、
適当に相づち打ってるだけでよかった。


なんで、話しちゃったんだろう。。。
少しお酒が入ってたからかな


いくら、相手が、
奥様が最近乳がんの手術をしたという方でも、

もう一人の聞き役が、
30年前、最初の子を死産、
同時期に実母も白血病で亡くしたという、今は4人の子のお母さん…だとしても、


カミングアウトして
ネタになんかしたくなかった。

てっちゃんのこと、闘病のこと、天国にいること、
6年になるけど、
私にとっては、過去のこととして、
経験者だからとアドバイスできるような、
そんな度量?全くない。まだ。


そんなだから、相手の反応に傷ついて、話したことを後悔するんだ。

「私たちが知り合ったときは、もう、まるちゃんは明るい人っていうイメージだったわ。」

「くよくよしてもしょうがないですからね、前向きに生きなきゃ、息子さんも可哀想ですよ」

「充分に悔いなく看病してあげたんでしょ? だったら大丈夫よ」

「人は、自分に乗り越えられる試練を与えられるんですよ! 本当そうなんですよ! ほんと!ほんと!」


「でも、こうやってね、たまに話して思い出すことが、供養になるからね、話すといいよ」


なんて言われてさ。
踏み入れられたくなかった。
ほっといて欲しかった。

わかるわけないでしょ、私の気持ちなんて。

いくら言葉で説明したって、
相手の心に入って行かない、
その手前でシャットアウトされてる壁が見えたよ。


わかってもらえるなんて、思わないけどね。



なんで、私に振ったのかなぁ
「まるちゃんも経験者だから。ねっ?」
って。


はぁ。。。




アルコールなんて、その場で抜けたのに、
いや~なしこりだけ、朝になっても残ってるよ…



PTAのOB会の二次会での話でした。




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