あくび娘あづあづ
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Qooちゃん

我が家の愛犬Qooちゃんが、17歳と10日で、11月15日に、天国へ旅立ちました。

11月のイベントで大役も果たし終えたので、張り詰めていた気持ちも少し穏やかになり、ラジオの番組でも時間を作って頂き、この事をお伝えさせて頂きましたので、ここでも、少し書かせて下さい。

我が家に来たのは3歳の時。
色々な事情で、それまで2度も飼い主さんが変わり、飼えなくなったという方のところへ見に行った時、ヤンチャでボールペンをカジカジしていました。
当時、私はゴールデンレトリバーのブルーナを3歳で亡くしていたので、もう犬は飼わないと決めていましたが、あまりの可愛さと母に押し切らられた状態で、家族として迎える事になりました。
以来、Qooちゃんは母の息子。
私はお姉ちゃんと呼ばれ、娘は今でも、母がQooちゃんを産んだと思っています。

天真爛漫な性格で、人も犬も大好き。
お隣にいた同い年のワンちゃんにくっついて行っては怒られたり。大きなわんちゃんにも、近寄って行っては追い払われたりしていました。
人に牙をむく事は一切なく、娘が産まれた時もアイドルの座を娘に譲り、優しく接してくれていました。
写真からも、それが見て取れて、見るたびに泣けます。

とにかく食いしん坊で、元気な頃は10キロ超。本当にトイプードル?と言われていました。
ダイエットだといって、白ごはんにキャベツをまぜた母特製のご飯は、お肉が入っていたりと、本当にダイエットなのか疑わしいメニューでした。亡くなる数日前も缶詰のドッグフードにほんだしをかけるという母特有の味付けをしていましたが、17歳まで生きられたのだから、間違ってはいなかったんでしょう。
愛情いっぱいのご飯だったと思います。

何度も脱走しては、車で探しに行ったり、知り合いの知り合いが保護してくれたり、警察のお世話になったり、、、
ある時は丸1日見つからなかったので貼り紙をしたら、近所の小学校の子が、似たワンコが近くの家に入っていくのを見かけたと情報をくれました。
その家を訪ねると、中から鳴き声が…
危うく別の家の子にされるところでした。
雨の中、絶望的な気持ちで、泣きながら貼り紙をした事は、わすれられません。
とにかく誰にでも付いて行き、警戒心が全くない子でした。

脱走したら帰ってこれないという、犬には珍しく帰省本能がないドジなワンコ。またそこが可愛いかった。

母と私が喧嘩した時は、仲直りのキッカケにもなりました。
「お姉ちゃん、早く帰ってきて。Qooより」とメールが来て笑ってしまいました。

洋服が好きで、見せると着せて欲しいという目で、服に体当たり。
私がQooちゃんにピンクの服を買ってきたら、似合わなかったのだけど、母曰く「Qooちゃんは色白だから、こんな色は似合わないのよ〜」と言われて、なるほど!と思った親子2人は、親バカですね。
毛色はアプリコットで、お腹のところだけが、白くて、テディベアにそっくりでした。
カールが強くて美容師さん泣かせだったと思います。美容室帰りは、お尻尾を真ん丸にしてもらって、可愛かったなー

2年ほど前から老いを感じていて、6歳の娘に当然ながら背丈も抜かれて、お兄ちゃんが末っ子になってしまいました。
娘と同じぐらいの大きさで、一緒に写ってる写真は、まだまだお兄ちゃんの顔です。
大きくなる娘と反比例するように、おじいさんになっていったね。

ここ1年は、痴ほうになっていて、同じ場所をクルクルしたり、長い時間寝てばかりでした。
あまりに寝てばかりだから、息をしているか、よく心配になったもんでした。

去年ぐらいから、この日が来るのは覚悟していましたが、やっぱり辛い。
11月12日に、入院中だった母が退院して3日後。
母が帰って来るのを待っていたんだと思います。

母が居ない間、私は仕事で帰るのが遅くなって、一人の時間が長かったり、電気をつけ忘れて出た時は暗闇で寝かせてしまい、さぞ不安だったかもしれないと思うと胸が痛みます。
が、母の入院中、お世話を全力でさせてもらえた事は、私に後悔をさせない為かとも思うと、またいじらしくて切ないです。

金曜日の朝から様子がおかしくて、生放送中に母から訃報が入ってきました。
放送最後にリスナーさんから「今日は疲れてるのかな?声が違うね」とメッセージを頂き、こうなる事が朝からわかっていたのに、マイクの前に立って良かったのか…
今でもわかりません。

帰ったら、お腹の辺は、まだ温かくて、いつものように顔を上げて起きてきそうでした。

でもこの日を選んだことも、なんて家族思いなんだと…
たまたま次の日がお休みの日を選んでくれた。
前の週でも、次の週でも、土曜日は大きな仕事だったので、Qooちゃんの勘の良さにびっくりです。

お天気がよい次の日、いつでも近くに居られるように、お庭に埋葬しました。
土日、ゆっくりとQooちゃんとお別れする事が出来ました。
お隣の方も、ひと目会いたいと来て下さり、花を手向けて下さいました。
みんなに愛されたQooちゃん。

そんなにも広くないのに、いつもQooちゃんが寝ていた場所が、めちゃくちゃ広く感じます。

あまりに寂しい部屋になってしまったので、デジタルフォトフレームを初めて使いました。
思い出の写真がたくさん出てきます。

Qooちゃん
いつも私達を癒してくれて、ありがとう。
本当に本当に、優しくてかわいい子だったね。
天国で元気いっぱい、たくさん食べて、色んなお友達と仲良く暮らしてね。

かわいいQOOちゃん、おやすみ。

言い間違い

だんだんと、言い間違いが少なくなって、寂しいなー

コップポーン=ポップコーン
ただいまの勝負=

を10分前まで、何か言っていたのに、忘れてしまったー
本人は気付いて言い直してしまった😭

まだまだ、オコサラマンチには気付いてないみたい!

電話番号

オコサラマンチ

夏のミッションその1

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