「ヒューゴの不思議な発明 3D」感想 | 空色パレット

「ヒューゴの不思議な発明 3D」感想

先週末は「ヒューゴの不思議な発明」
を見に行ってきました!
(感想ちょっとネタバレてる…かも)



この映画は…
おもしろいとか、おもしろくないとか、そういう映画じゃないなあというのが率直な感想かなあ。
ただ“ヒューゴが不思議なあるものを発明してそれがどうだとか、それでどうする”とかいう映画ではなかった…(そういう映画だと思って見に行った残念な人は私です。)
ヒューゴというより「ジョルジュ・メリエス」という人物の歴史をヒューゴ目線で追った、ジョルジュ・メリエス映画と言った方が良いのではないだろうか…と感じました。最後の方、主役誰よ?みたいな所もあったし。


正直ストーリーだけで言うなら、おもしろくないです。
そんなに緩急も無く、同じ事もわりと繰り返す所もあったり、淡々と物語は進む感じです。
国同士の価値観の違いもあるのかもしれないけど、「えええ、そこでそうなる??おかしいでしょう!!普通にアウトだろ!心広すぎ!」など、いろいろ突っ込みどころや無理矢理な感じの所は多々あったという事で…(見れば分かります。)

でも世界観だけでいうならとても良かった。
舞台が狭いというのもあるのだけれど、凄くきちんと丁寧に作られていて何か凄くファンタジーでした。


ちなみに、この映画は3Dで見なくても良かったかもなあ。
隣に座っていた夫婦のおばちゃんが、3Dで雪が写ったり小さな何かが飛び出てくる度手を出して掴もうとしているのが意外と鬱陶しかった。珍しいのは分かるけど!