今日NHKで農業への転職と元派遣社員の方々の農業への参加についてやっていました。


その中で農業の現場で働き始めてもすぐにやめてしまう、そしてそれを挫折、ともコメントがありましたが、

このような番組の作り方は非常におかしいと思います。


最後まで見ませんでしたが、農業は普通の人はそう簡単に出来ないもの。

ベランダ菜園とか自家菜園などでならやれるかな・・と思うもの。


それを農業へ転職して続かなかったからといって、派遣だから、機械的な事しかしていなかったから、それを挫折と言うのは理論的ではないと思いますし人間の能力ということに対して深く見ていないと思います。


そんなことを言ったら農業を薦めている行政の方針に汚点をつけてしまいます。


農業への転職を勧めるなら、まず体験などを設けてみたら良いかと思います。

番組の最後にそのようなまとめがあったかもしれませんが・・・


派遣といっても、いろんな事情があって派遣をしている方々もいるのですし、また、様々な仕事に対する適性などもある、また隠れた能力もあるかと思います。


ラーメン屋に実習をして1ヶ月で顔つきが変わり、最後のテストで味付けに高得点を取った派遣の方もいることをTVで見ました。


いくつも仕事をやってみて、これが一番自分に合っている、これなら続けられる、という仕事に出会っていくのではないかと思います。


アメリカなんてたくさんの人がいくつも仕事を変わっています。もちろん、引き抜きもありますが、仕事を転職するからといってそれを無能とか低く評価するのもおかしいと思います。


そして、派遣の方々、またその他の会社員の方々も、世間の偏見や間違った評価に惑わされず、自分の道を探して欲しいと思います。