さっき、常連のお客様から携帯に電話が入り、
車から煙が出てるよ!
このお客様は12月に自分のSSで車検を受けたお客様です。
恐らくラジエターの何らかの異常で漏れた冷却水がエンジンの熱で蒸発していたのだろう。
車検を受けたばかりなのに…と言われたものの、漏れていればまずは車検通りません。
しかし、ラジエターについては冷却水の交換やその他の付属部品を交換して正常に戻す事が原因で起きるトラブルあります。車ってそういうの多いんですよね。
それは、トータル的に劣化していて、一部の消耗品を交換することで全体のバランスが崩れてしまい、劣化具合が大きい箇所に負担がかかり壊れてしまうことです。
こういった場合はディーラーでも本来保証対象にはなりません。車検前の点検も限界がありますので。
でもお客様はすんなり受け入れてくれる事はあまりありません。
ただ古い車の整備はリスクは高いですので、事前に伝えることが一番ですが、かと言って壊れそうな箇所をそのままにしておく訳にもいかないんです。それこそ技術的な信頼を無くしてしまいます。
今回の場合だと、早かれ遅かれ、壊れてしまうケースです。
こういう時は迅速な対応が必要なので、すぐにSSに連絡を入れて近況報告以前に代車の空きを確認。
空いてない…有料のレンタカーしかないか…
明日、副店長にお客様の自宅まで走ってもらう事になりました。
でも、電話で話した感じではトラブルにはならなそうです。逆に自分の体の事を心配してくれました。
こういう時こそ、ちゃんとやらないと!
出来る限りの対応をさせていただきます。