本当に恐ろしいことは一体いくつまでを若いと言うのだろう無理矢理、引き延ばされた青春に宙ずりにされて、いつまでも自分のことを大人とは思えないでいる。本当に恐ろしいのは、その出来事そのものではなく否応なしに、その出来事を解釈し受け止め救われようとする心のエゴイズムであり納得できないというそのもののためにのたうちまわる自問と動揺だ…。