愛ゆえに、うるさがた。
お忘れの閲覧諸氏もいるかも知れないが、
当ブログは三國志onlineにまつわる話題を中心に進められるブログである。^^v
ベンチマーク。
そう、三國志onlineのベンチマークだ。
当方がこれのお世話になったのは、まず三onを始めようと思った2008年の初頭と、
次にPCを買い換えた2009年頃の2回だけである。
2008年時には、当然ながらゲームの内容をまったく知らなかったので
とくに何も思うことは無かったんだが、
しかし2009年時には、それなりに経験を重ねたいちプレイヤーとして、
若干の違和感は感じた。
そこで今回は、このベンチマークに対して、
不肖、この馬撥条が、サービスを最後まで駆け抜けたプレイヤーの代表として、
目くじらを立てていこうと思う次第である。^^ノ
このベンチマークは蜀vs魏による合戦の、蜀視点で語られている。
まずは序盤、城内に篭った蜀兵が、先鋒隊が魏の砦を落とすのに手間取っている事に焦燥感を募らせつつも、
「味方が砦を落とすまで、持ちこたえるんだ!」
「負けてたまるか!」
「守り抜いてみせるわ!」
とお互いを鼓舞しあう。
が、ちょっと待て。
城内に残っている蜀兵の数がハンパねぇ!
とくに城門を叩かれているような状況でも無いのに、なぜこれだけの人数が城内に待機しておく必要があるか。
まさか開発者が、
「魏は人数少ないだろうし、ある程度蜀に城内待機しててもらった方がバランスよさげじゃね?」
とか先見の明を発揮したんじゃあるまいな!?
KU・TU・ZYO・KUだ!!!!!><ノ
次シーンは橋を挟んでの攻防戦。
MAP「草原」の左上にある橋が舞台のようだ。
が、ちょっと待て。
投石の位置が悪い。
そんな場所に陣取ると、発射チャンスは一瞬だし、味方の撤退の邪魔になるし、
いいコトなんぞひとつも無い!
で、味方がラインを押し上げ始めてるのに、その呼吸を読み取れずに闇雲に発射しちゃってるもんだから、
この画像の後、ダイナミックな誤射が炸裂。
兵器運用の新境地を常に模索してきた泰山魏民として、
同じ青い旗を掲げた者のこの練度の低さは、到底、看過できるものではない。
次シーンは草原中央の砦の攻防戦。
「投石車での援護頼む!」とか、当方が言われたりしたらもう、投石乗り冥利に尽きる一言である。
「投石、発射!」
ってお前この馬鹿野郎w
こっちも誤射じゃねーか!!
普通はな、投石の操縦やってると大概のプレイヤーは無口になるもんだ。
「発射!」とかチャット打ってる間に、キチンと敵に当てる努力をせんかい~!!
砦の門を素手で破り、なだれ込んでいく蜀兵たち。
「やった!門が開いたぞ!」
が、ちょっと待て。
画像中央のやや左、投射プレイヤーの足元で、女の戦術プレイヤーが倒れてる。
彼女は味方が門をベシベシ叩いている間も、それには参加せずやや後ろで待機していた。
当方が思うに、それは多分、
門破壊に参加することで、開門時に攻撃ゲージのリキャが済んでいない状態を嫌ったんではないかと。
門が開いたら、砦内の敵に通常→技能→通常と綺麗にキメて、
戦術やってるとなっかなか稼げない貴重な撃破ポイントを、少しでも多く得ようとしてたんではないかと。
まあ実際の所、彼女の思惑はわからないが、
ともかく砦の上にいた弓兵は、扉から若干離れてタゲりやすい場所にいた彼女を見逃しはしなかった。
砦に蜀軍がなだれ込む展開の中、
そうはさせじと布陣した魏軍と、対峙する蜀の投石車。
「敵の投石、来ます!」
が、ちょっと待て。
敵と砲戦態勢に入ってる時は、旋回するのと同時に発射準備をせんかい!!
前後進すると発射準備はキャンセルされるけど、旋回ならキャンセルされないって小学校で習ったろうが!!
資材納入っていう地道な協力のもとに兵器が作られている以上、
搭乗者(とくに操縦者)はそれを最大限に活かす責任があるハズだ!
少なくとも当方は、これまでそういう覚悟で兵器を作り、乗り込んでいたぞ。
魏軍より投石の直撃を喰らい沈黙するも、
意趣返しに燃える新たな兵が乗り込んで反撃を試みる蜀軍投石車の図。
「助太刀するぞ!」
うむ。
なんだか「たま」のボーカルみたいな奴が心強くバックアップしてくれている。w がしかし、
「撃てー!」と撃ち出された巨石はなぜか敵投石車の遥か手前に着弾!
なんでじゃあ~~~
まずは相手の投石から狙わんかい~~!!
「どけっ!!俺がやってやる!!」 太田功@パトレイバー
ラストシーンは再び蜀軍の城内から。
その中央の建物上に関羽将軍が登場してマイクパフォーマンス。
「志ある者たちよ、『三國志online』で会えることを楽しみにしておるぞ!!」
が、ちょっと待て。
このセリフを吐く前に、関羽将軍、持ってる青龍偃月刀をヒュン、ヒュン、と振り回して見得を切るんだが、
その振り回された刃先の停止位置が、両側の衛兵の胸元ギリギリ!!!!
あぶねーよ!!!>関羽
正史に言う、「関羽は剛情で自信過剰だった」との関羽評。
これをベンチマークという場で、ハッキリと、しかし自然に表現したのがコーエーの狙いだったとするなら、
その目論見の深遠さに、当方はやはり、
「ゲームで三國志を名乗っていいのはコーエー作品だけだ」
と思わざるを得ないのである。
そして同時に、4年も前のベンチマークに本気でツッコむあたり、
自分の中ではいまだにこのゲームが現在進行形なんだなとも思わざるを得ないのである。^^ノシ