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さいあくななちゃん

さいあくさいてい

 

今日何年かぶりに 高校の時の先生から連絡がきた。

私の画集を買ってくれたことや、先生の近状がつづれていた。

先生は今あまり良い状態にないらしい。

仕事もお休みしているとのことだった。

先生のメールのありのまま書いてある文章の美しさに 少し泣いて返信した。

 

私は未だガラケーを使っているのだが、そのガラケーに連絡が来たこと自体久々だ。

ぽちぽちと久々にガラケーのボタンを押した。

この感触久々だな。高校生の時はこのぽちぽちをひたすら当時の彼氏に送りまくっていた。

あと友達とか、懐かしいな色々。

画集に高校の元彼のこと、友達のこと、無様だったこと、自分の全部と

本当に伝えたかったこと、芸術のこと、ロックのこと、全部記したし、

画集を作るのが人生で一番辛かったし、挫折したし、楽しかったしで、命がけで作った一冊だった。

初めての画集だったので、何もかもうまくいかず家族の前で初めて泣いてしまって、本当に心配をかけてしまった。。

「あの時のななは本当に生きてけるか心配だった。。」との旨を未だに家族に言われ

今は結構笑い話になれたけれど、去年の今頃の記憶はほぼないに等しい。

寝た記憶がない。というか画集のことばっかり考えてて、起きてる意識が寝てる時も反映されて、

いつ寝てたか覚えてない1ヶ月ぐらいがあって、死にかけた。。。

あ、脱線してしまった。ごめんなさい。

とにかくそれぐらい詰め込んだ一冊だった。喜びも嬉しみももちろん全部ぶちこんでるぜ。

(伝わってくれたかな?)

 

そうです、それぐらい私は必死でした。あの時。

そういった死に物狂いの一冊がついに高校の先生の元に届いた。

先生のメールの文章の中に

私の命も唯一無二で、これから自分の感性に蓋をせず、自分らしく生きたいことが書いてあった。

 

嬉しかったな。

やってきてよかったな。

いつもこうして一人の人間が私にずっしりと感動や感情の振り幅をくれる。

いつもたった一人が自分の人生を動かしてくれるのだ。

たまに大勢の人間や世の中 社会に対して FUCK とでかい声で叫びたくなる。

みんな死ねと27歳の今でも思ってしまうし 反対に死んでしまおうかと思うぐらい 悲しかったり怒る時がある。

でも みんなや社会 世の中を敵に歌わず

こうして一人の人間と関わりあうことで 自身の魂や生きることが保たれ続けている。

そういった感動や「世の中捨てたもんじゃねえ」と思う時 また立ち上がってみようと思う。

自分なんか大した人間なんかではない、自分なんかずっと一人でどうしようもないと思う時があるが、

いやそんなこともなくこんな自分を動かしてくれた人間はたった一人ずつだったじゃないかっと思う。

そう思うと自分の魂や生きることだって すごいことだなんて 思えてしまったりする。

誰か一人の生き様で私は少なくとも生きてこれてきた。

よーしやってやろう。よーーしやってやるんだ。っておもう。

人間も芸術もロックンロールもいつもこういう気持ちをくれるから好きだ。

また夜中になりそうだ。今日も描くし明日も描く。明後日も描く。死ぬまで描きたい。

バカでもいいや バカぐらいがちょうどいい

 

先生 大丈夫 頑張れ!!!!!!!!!!!!!!!!!

素晴らしい日々を!!!!!!!!!!!!!!

送ってくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

というか 送り合いたいね!!!!