下書きしない人生 | さいあくななちゃん

さいあくななちゃん

さいあくさいてい


お久しぶりのブログになりました

さいあくななちゃんです

最近思っていることや 直面していることというか そういうことを残したいと思って
久々にブログです

SNSには書いたけど 秋からロンドンに行こうと思います
再来年まで
ロンドンを拠点に一から頑張りたいです

そのことについてはまたゆっくり書きたいと思ってます


最近ロンドンに行くにあたって
色々な事務的作業を行ってます

なので手続き上 色々な人と話します
その中で28歳だということに驚かれる場合が多々あるので 自分のことを客観視せざるを得ない状況ができることが多くなりました

海外に1人で28歳でなにしにいくのか?
そんな事をよく聞かれます
保証もないのになんで行くのか。
なんのツテもコネも無いのに、今行くより色々とサポートされてる体制があったほうがいいと心配される事もあり、「あ。そうだな」と話しはわかるし、真っ当な事を言われてるのもわかります。でも、面白いと思えない。
何か、自分がやりたいことが浮かんだ時、計算される状態、つまり下書きされる状態だと予想ができるというか わくわくすることが人生で起こらな気がして。

そんなことを考えてた時、自分の絵の描き方についてふと気付かされたことがありました。
自分の絵はまったく下書きをしたことがなく、4000点も作ってきたことに。
だからワクワクするんだと 思えました。
自分が絵を描く時 イメージというものがまったくできなくて。完成形を考えたことが一度もなくて、勝手に自分の手や脳みそ、身体が行きたい方向に描いていく。
下心がわくと一気にかっこよくなくなる。
こんなに描いてるのに 満足できないし、4000点も描いてるのに 毎日絶対上手くなんていかなくて、人生みたいなものだよとよく絵について思えます。
もっとかっこいいものが描けるはずだとか、もっと自分の血肉全部描きたい。そんなことばかり思って、人生全部捧げてやるなんて思っても負けたなと思う瞬間のほうとか、諦めろよと言われるような瞬間が多くて、最近自分でもそういうことに気づいてしまうというか、「とっとと諦めろ」とどこからかわからない重圧がわかる時、本当に苦しいです。
自分の肉体や、顔の頬の線が、以前より衰えたことがここ最近わかり、アラサーなる言葉を言われる場面が増えて、年齢を感じることが正直多くなりました。
だけどやりたいし、やりたいし、やりたいし。。。。そんなことが結局浮かんで、絵を描いたり音楽を聴くと、どうしても19歳の自分になれて、やめられない。のと、とにかく面白い。
絵を描くのは本当に面白いし、自分の全く誰にも言えない言葉を、絵には言える。
些細な感情だって 絵の具を混ぜればその色になる気がして、傷ついた傷みたいな線が今日描けてしまった気がして、嬉しかった涙の形がいつのまにか絵の具を通して形になって、声になれなかったあのことを声にできた気がする。
感じてきた全てが、生きているということが、素直に描ける。生きているという全てのことを、私は絵にするときが何よりも好きな時間で、人生を全て捧げて挑戦してみたいと心臓の音がわかるぐらいに聞こえてくる時がある。
そんなシンプルな、「やりたいことをやるだけだ」と大人になるとどうしても、かき消されそうになる気持ちを、自分は持ち続けたい。
そんな気持ちで 、そんな気持ちだけを信じてやってきた自分を、信じたい。
心から 思えてきました。
あと1ヶ月と少しで出発です。
今日も熱く生きます。