「その昔フランスの『タタン』というホテルを経営していた
ステファニーとカロリーヌのタタン姉妹。
タルト・タタンを作ったのは、
調理のほとんどを担当していたステファニー。
彼女は、林檎と砂糖、バターを炒めていたところ、
長く炒めすぎてしまった。焦げるような匂いがしてきたので、ステファニーは失敗を何とか取り返そうと、
リンゴの入ったフライパンの上にタルトの生地をのせ、
そのままフライパンごとオーブンへ入れた。
焼けた頃にフライパンを出してひっくり返してみると
ホテルの客に出しても良いようなデザートができあがっていた。
ステファニーはオーブンから温かいままかつてない一品を客に出し、
新たな伝統菓子が偶然誕生したのである。」
仙台の細い横町にある
そこのタルトタタンを初めて食べたのは3~4年前。
昼に入ったカレー屋がクソ不味かったので
口直しに入ったオシャレなカフェで、
「ケーキセット」のイチゴのタルトとコーヒーを注文しようとしたところ
お勧めされたのが、この時期だけのタルトタタンという聞きなれない名前。
迷ったが、せっかくなんでタルトタタンを頼み、ハマった。
それ以降この店にはちょくちょく行くようになったんだが、前途の通り、
「時期が限られている」ので、
確か初めて食べたのが自分の誕生日の月だったことを思い出し、
地下鉄でわざわざ行ったらまんまとあった。しめしめ。
ちょっと焦げた感じと酸味のちょうどいいタルトタタン。
あっという間に平らげる。
『ごちそうさま!美味しかった。』
コーヒーとのセットで840円。
支払いを済ませ、また地下鉄に乗って仕事に戻った。
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