さて、上昇期に入ると、いよいよ、1日の摂取カロリーに制限が加わります。
レコーディング・ダイエット第一人者の岡田斗司夫さんは、1日の摂取カロリーの目標を1,500kcalに設定して実践されていらっしゃいましたが、171cmの50代男性でこの設定は「厳しすぎ」だと思います。ご本人は、自分は「意志力の無いダメ人間」的に謙遜されていましたが、これは意志力のある人しかできないと思います。私には正直言って無理です。
もちろん本の中で、自分なりに設定して実践するように岡田さんは書かれていますが、読者は設定根拠が細かく書かれていないので、岡田さんが実践した1,500kcalをマネしちゃうんですよね(※私はあまりにも1,500kcalじゃやっていけないと感じたので、1日の摂取カロリーの目標設定になる科学的根拠を探しました)。
そして、辛くて挫折するわけです。
レコーディング・ダイエット最大の挫折要因がまさにこれだと思います。実際は、そこまで厳しく設定する必要なんて全然ありません。それにあまり急激に痩せてもメリットなんてそんなにありません。むしろデメリットのほうが大きいんじゃないかとさえ思います。
<メリット>
①短期間で体重が激減する
②苦しい期間が短くて済む
<デメリット>
①ダイエット期間中飢餓感がすごい(挫折しやすい)
②皮が余りやすい
③皮膚がシワシワになりやすい
④体脂肪率が思ったほど落ちにくい
⑤体調を崩しやすい
(⑥リバウンドしやすい(現在の岡田さんから想像するに))
こんなカンジだと思います。
なので、もうちょっと自分に合った1日の摂取カロリーの目標を設定したほうが良いと思います。
ということで、私が1日の摂取カロリーの目標設定に使用した方法を紹介しようと思います。
(その2へつづく)