シュクルに強制的な服従訓練は合わないと痛感した出来事
シュクルは伏せが苦手
苦手というより伏せる必要の無いときに伏せたくない
オヤツで誘導しても意地でも伏せない
なめてる!!甘えてる!!
なんとか伏せたと思ったら「ワン!!」とひと吠え・・・
文句たれてるやん!!そのうえ右前足折ってるし・・・
アカンこのままじゃなめられる(こう思う病気・・・)
そこで今までの強制訓練の悪い癖
リードを地面に向かって引いてショック!!
入りましたよガッツリヒット!!
その瞬間シュクル君伏せたまま横に倒れフリーズ
引押しても引っ張っても動かない・・・何?これなに?
打ち所が悪かったとかじゃなないけど目開いたまま
完全に固まって動かなくなったのだ!!
数分固まったのち何気に伏せたままぼ~っとしてる
「シュク?」って声をかけたら目をそらしてまた横になる・・・
その日は部屋の隅で7時間近く寝たまま全く起きなかった
きっと強制的に伏せさせられた事が相当ショックだったようで
この子には強制的に何かをさせるのは無理
私自身もあの時のシュクルの状態がトラウマになり
彼に服従を求める事の難しさと可愛そうなことしたと反省
シュクルに合った躾を捜し求Tインストラクターに出会うことができ
早速北方犬のお勉強から開始
北方犬は他の犬種に比べたら頭が悪いように思われてるけど
本当は自分で自分の管理が出来る本能を持ち合わせているため
強制的にさせられることを受け入れられない犬種
勿論個体差があるけどシュクルはバリバリの北方犬気質と判明
明るくてお喋り 場所見知り 犬見知りなし 身体的にもタフ
日本犬より強制訓練が入らない
犬は後ろ足を意識できないのにシュクルはちゃんと意識してる
それは危機回避能力が高いんだそうで
運動量や環境の変化で食事の量を自分で調節したりして
自分で自分を守り管理できるから人に頼らない
極めつけ犬それぞれ人との密接な距離も個体差があり
べったりくっついてないと近くだと思わない犬が居る中
北方犬は5キロ離れてても近くに居ると思ってるんだそうで
シュクルも外に出たら間違いなくそう思ってる・・・Σ(~∀~||;)
伏せる時に前足を折るのは極寒の地面から内臓を守るための
本能的なものでそれをなめてるとか甘えてるととか
無知って罪だなと自己嫌悪ごめんやでシュクル(→o←)
あんなに嫌だった伏せも今はキレイな伏せ出来てるぅ♪
強制されずに覚えた伏せは気持ちよく出来るよね
お尻や腰を押したり膝の下くぐらせたりするのは手っ取り早いけど
犬達はその反応で行動してるだけで頭は使ってない
シュクルもきんぎょも楽しんでレッスンしてる
座る・伏せる・ついて歩く・呼び戻す・形が出来上がるのが目標?
それに至るまでの内容が重要ちゃうかな?内容に見合った結果が形になる
目標までに達しなくてもそれに近づくことが大切!!
後退していくには必ず訳がある
教え方が間違っているか方法が間違っているか
もしくは両方間違っていることも
私は沢山見て体験して今初めて育犬が楽しいと思えてきた
勿論へこむこともイライラすることもあるけどそれが格段に減ってきた
だって犬達は話の解らない私たちに合わせようと努力してくれてるのに
私たちが忍耐強く我慢してあげることから始めないとね
犬達に強制的に何かをさせてる事自体自分も
強制的にやらなきゃって自己暗示にかかってるんじゃないかな
自分の型に無理やり犬達をはめ込もうとすれば
必ずどこかで無理が生じてくる
だったら犬達に合わせた型を作って自分からその型に
入っていくようにしてあげたい
北方犬がフリーズするってよっぽどやもんねヽ(;´ω`)ノ