私はチャウチャウで太陽 | かくれんぼ まゆん 日々 ボディフィールド de 喜怒哀楽

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整体とカウンセリングをしています。
ボディフィールドワークという、独自の体の外側にある体を調整する方法やレイキ伝授の講座もしています(o^^o)

今日すごく悲しいことがあってね。


クライアントさんに昔易をみる人に

言われたことを話してたタイミングも

あってまた考えたことがあって

書いてみようと思って書いてる。


その占いの人は代々易をする家系で

18歳くらいで出会った時もうかなり

年配だったんよね。


そのおっちゃんが何だか好きで学生の

頃から時々会いにいってたんだけど

その時に何の気無しに言われたのよ。

あんたはチャウチャウ犬や。

飼い主が可愛がってくれるから懐いて

懐いて愛してたらある日急に食べられる。

そういう運勢や。


お、ぉぉふ。

ってなったけど、思い当たる節100

だったからそうなんやーわかるって

なったんよね。

その後も、あーチャウチャウパターンね

って思いながらなんとなくそれを知って

たからさほど落ち込まずにもいられた

んよね。


ある日当時付き合ってた人が浮気を

して、相手の人が多分心を病んでて

ちょっと大変だったことがあったんよ。

私もかなり自分のネガティブなところ

を変化させていて、いろんなことが

ありながらも信頼関係を作れて

やっと信じられる人が出来たと思って

てね、何一つ疑ってなかったからわけ

がわからなくてかなり心を疲弊した。


ああどんなにがんばってもこうやって

裏切られるのが私の宿命みたいな

ものなんだなーって思いつつも

そんな人生って続けられる??

もうええわってなってたんよね。


で、とりあえずそのおっちゃんのことを

思い出したから久しぶりに行きたいと

思って2人で行ってみたんよね。


そしたらいつも飄々としている

おっちゃんが少し怒った感じで


あんたな、こんな人を裏切るような

真似したら絶対にあかんねんで。


って言ったんよね。

え?ってなって。

そんなこと言う人やったかなって。


おっちゃんはたとえ2人で来ても

1人で来たように見るし答えるって

言ってて、それが占い師として

正しいあり方やって言ってたし。


んで、私には

あんたはな、太陽なんや。

人を満遍なく照らしている。

だけどな、太陽は誰にも照らして

もらえないんや。

感謝もされない、皆もらうだけ。

って言うような事を言ったんよね。


チャウチャウの時も、太陽の時も

言ってることは同じようなこと。

でもだからこうしなさいとは

言わないんよね。


そしてまた彼の方を向いて

だから、こんな太陽のような人を

あんたはもう裏切ったり傷つけたら

あかんねんで。


と言って、彼は号泣してわかりました

と答えた。


ってそこまでの事はとてもよく覚えてる

その他のことやその後どうしたかは

よく覚えてないんだけどその時おっちゃん

が、そういう運をもっていてその通りに

なってしまっている私を可哀想に思って

さらに愛おしく思ってくれたのが伝わって

きて救われた気持ちで帰ったんよね。


占い師は記憶力を良くせず感情も

あまり待たず占いに徹するように

お父さんである師匠に、子供の頃から

鍛えられていた話を聞いていたから

余計に嬉しかった。


でね、そのあともやっぱり私は

チャウチャウだったのよね。

そしてきっと太陽だった。


でも、食べられてるとわかっているから

愛さないのは違うと思ったし

照らしても誰にもそれが当たり前だと

思われて照らしすぎると文句を言われ

曇りで照らせなくても文句を言われる

存在だからって誰も照らさないのは

違うなと思った。


たとえ食べるために大切に育ててくれた

としても育ててくれたんだから愛して

感謝したいし、誰からも照らしていると

気づかれなくても私は太陽なんだから

ただ照らせばいいんだなと思って

そうすることにしたんだよね。


それが太陽の役目だからね。


でね、その話をしてる時に思ったのは

全員が気づかないわけでもないんよね

ってこと。


照らした内のたった1人が空を見上げて

あー、照らしてくれてたんだね

助かってたよ、ありがとね。

って笑ってくれたら報われるやん?

って思ってその1人の存在を信じて

みようと思ってたらいつの間にか

思ったより沢山の人がそう思って

くれていた。


不遇な運命の人っていると思う。

何やっても報われないと思って苦しくて

悲しくていなくなりたいと思うことも

きっとたくさんあるよね、そういう

ことばかりだと。


だけど、その不遇の先にはきっと

何か喜びの出来事が待っているんだと

思う。だから幸せや喜びを諦めないで

欲しいなと思う。


おっちゃんがあの時に、だから

簡単に人を信用するなとか、人に

優しくしたり世話をしすぎるなとか

いうアドバイスしてくれていたらそう

してたのかもしれないなって書きながら

思った。

そしたらきっと悲しいことも少なかった

のかもしれないけど、今周りにいる

愛しい人たちはいなかったはず。


いや、アドバイスされてても簡単に

人信じてたし世話ばっかしてたかも

なとも思うけど笑


今考えると、占いじゃなくて雑談とか

ばかりしておっちゃんの思い出話とか

占い師の大切な事とか大変な事とか

教えてくれた事はセラピストとしてとても

役に立っているなぁ。

ありがとうね、おっちゃん。


相変わらずすぐ懐くけど食べられても

いいと心から思えるかを見られるよう

になったし、自分が誰かの恩恵で守ら

れているのかもしれないと思う視点を

持っているか自分や他人に向き合おう

としているひとを照らして自分の事

しか考えられないんだなって思う

人にはいい具合に雲をかけることが

できるようになった・・・

いや、これからなるよ。


太陽は私だけじゃないしね。

私が雲をかけた人のことを照らす

人も必ずいるはずだから。


これからも私はチャウチャウで太陽。

それは変わらない。でもそれを

もう不遇だとは思わない。


照らして温められる存在でよかった

と思う。活かし方は私次第だからね。

これからも頑張るね。


ちなみに、おっちゃんはドーベルマン

やねんでって得意げでした笑