さて、ある意味、一つの日本の終わりが近づいておりますね。


岸田文雄という男が、この国を滅ぼす最悪の行動をとり、最悪の汚名を残すこととなりました。


インボイス制度が始まれば、かなり致命的な打撃を各部に受けます。



簡単な話。




今日は、インボイスが始まれば、どうなるか。

どういう地獄になるのか。


それを、劇団主宰の立場からお話したいと思います。





僕らの劇団もいずれは、課税事業者登録をすることになるでしょう。



例えば、年間800万の売り上げがあったとしますと、、、


それだけで、80万の消費税の支払いが増えます


つまり、これまでは年間1000万未満は消費税非課税事業者なので、今まで払う必要のなかった80万が急に降りそそぐわけです。


勿論、それをそのまま払っていたらやっていけません。


ですので、


劇場費

衣装

小道具

車両

交通費

スタッフ費

役者出演料


全てにおいて、

「適格請求書」をかき集めなくてはなりません。


80万円分の適格請求書を集めればチャラ。

(まぁ、そうなったら赤字なんだけどね)


70万円分の適格請求書を集めたら、消費税の支払いは10万円。


ということになります。



はい、ここからが本題。



①スタッフ費、俳優ギャラ


音響さん、照明さん、舞台美術さん、舞台監督さん、撮影スタッフさん、デザイナー、などなど。


これだけで、トータル200万はかかるでしょう。


つまり、これらのスタッフさんが、免税事業者が含まれていた場合。


例えば。

20万 課税

30万 免税

50万 免税

50万 課税

10万 免税

20万 課税

20万 免税

という内訳だった場合。


免税事業者への支払いは、110万円ですね。


つまり、90万円分の適格請求書を貰い、9万円分の消費税を、80万から差し引くけれどこの免税事業者支払い分にかかる11万円の消費税は、こちら負担になるわけです。


だから、聞くんですよ

聞くようになるんですよ

みんな、

この先の未来、

日本中で、


「おたく、適格請求書出せます?」


って


「おたく、課税事業者ですか?」


って


上の例でいえばね?

免税事業者のスタッフさんを全員、今後の契約無しにして、全員、課税事業者のスタッフに変えたとしますよね??


劇団は、それだけで11万浮くんですよ



じゃあ、俳優さんは?


当然、聞かれるようになります。


キャスティングの電話で、

オーディションで、

面談で、


今後、

聞かれるようになりますよ?


「君は、課税事業者かね?」


って



役者の全員のギャラが300万だったとします。


半分の人数が免税事業者だったとします。


150万円分の「適格請求書」が手に入らない。


つまり、15万円、劇団は余分に損するわけです。


この、免税事業者の役者を、全員、課税事業者の役者に切り替えるとしますよね?


すると、劇団は15万円浮く。



はい。

んで、


じゃあ、免税事業者の役者のギャラを、出演するかわりに、10%ギャラをカットしては?


そうすると、それは、独占禁止法違反になります。


つまり


はじめから、

免税事業者のキャストはキャスティングされない世界になる


という訳です。


俳優も、

芸人も、

声優も、

演奏者も、

歌手も、


免税事業者はキャスティングされない



コレが、事実なんです。




オーディション会場で。


「免税事業者ですか? 課税事業者ですか?」


って聞かれます。


「あ、免税事業者です。」


って答えます。


すると、


オーディションに落ちます。




これが、

岸田文雄がやっている事です。




 

②劇場、スペース、ライブハウス



劇場さんなんて、もっと分かり易い。


もしも免税事業者の小劇場があれば、

課税事業者の劇団は、絶対に使いません


だって、課税事業者の劇場を使えば、実質10%引き、、、


と言いたいが、これは、言葉の綾、ウソ。


正確には、実質


10%増しで払わなくて済む


今まで通りで済む。


免税事業者の劇場を借りるだけで、課税事業者の劇団は10%増し。


つまりね、


免税事業者の小劇場、スペース、ライブハウスとか、


まぁ、全滅でしょ。


単純に、課税事業者が誰も借りなくなるから。



劇場と劇団

劇団と役者やスタッフ


の消費税の押し付け合いが始まります。


え? 今まではどうしてたのか?って?


今までは、存在しなかったんですよ。そのお金は。



インボイス制度は、最大の消費税増税ですから。



免税事業者の


劇場

劇団

俳優

音響

照明

舞台美術

舞台監督

演出助手

衣装

小道具

撮影スタッフ

制作

デザイナー

芸人

歌手

声優

演奏者



全て、


課税事業者から敬遠され

仕事が来なくなります



なぜなら、

単純に、


その人たちの代わりに課税事業者を使えば、10%浮くから。




③その他、細々とした面倒なことから見えてくる事


良いですよ、最悪、課税事業者となって、消費税の申告をするようになりますよ。


その代わり、

劇団なんて、めっちゃ領収書が多い。


劇場や、出演料、スタッフ料などでかいものは良いですよ。



しかし、こちらは大量に買う、制作周りの小物や衣装や小道具なども、全て適格請求書を出してもらいたい訳です。


ネットで買う衣装や小道具。

こちらは、全て適格請求書が出せない店舗の物は買えません。


ダイソーやキャンドゥで買うテープやハサミや接着剤なども、全て、適格請求書をレジで貰わなくてはなりません。


110円のセロテープにさえ、

「適格請求書下さい」

と言いますよ、そりゃ。


「あ、110円のガムテープ買い忘れた。あ、適格請求書下さい。」

って、

はぁ?

アホが作ったんか?この制度?!




コンビニのコピー機

だって、

印刷を終えて、レジで、

「20円の印刷ですけど、適格請求書下さい」

って言いますよね。そりゃ。


衣装の洗濯の為に行ったコインランドリー

だって、

適格請求書を出せない個人でやっているような免税事業者のところは行けません。

むしろ、コインランドリーで、代表に電話して、「適格請求書どうすれば良いですか?」

って聞きますよね。


ちなみに、

自動販売機は、適格請求書として有効にするためには、その住所をメモって置かなくてはいけないらしいです。


暑い真夏に、自動販売機で飲み物を買って、その自動販売機の所在地の住所をメモって置かなくてはいけない国


バカか?!


それが、悪鬼、岸田文雄が作る日本です。


息子を秘書官にして、

弟の会社に金回して、


増税祭り。

増税で増えた分のお金は、、、


財務省が握りますよね。


えっと、、、岸田の血族、親戚など、

財務省にめっちゃいるんですけど??



話をもどして、、、




公共交通機関は領収書で行けるようですが、

ガソリン代だって、十分に経費。


セルフの深夜のガソリンスタンドで、適格請求書を受け取れる様に、当然してくれるんだろうな?!!

おい、岸田よ!




はい。


こんな人が、


日本中に湧きます。



コンビニで、

100円ショップで、

ファーストフードで、

カフェで、

ガソリンスタンドで、

ドラッグストアで、

スーパーマーケットで、


「『適格請求書』下さい」

「『適格請求書』発行して」

「『適格請求書!』」

「『インボイスのやつ出して』」


って。


みんなして、


んで、



え?

免税事業者?

じゃあ、買わないわ


って。



お店は、


「あーーー!!! どいつもこいつも適格適格適格適格適格適格適格!!!うるせー!!!」


「100円の支払いに適格適格言ってくんな!!!!」


って。



お使いを頼んだ子供にキレる自営業の親


「あんた! 適格請求書貰って来なかったの?!」

って。


はじめてのおつかいで、


「てきかくせーきゅーしょ、ください!」

って子供に言わせて、雰囲気台無しにして欲しい。





ほらね。



滅ぶでしょ?


笑っちゃうよね。




これでも、


選挙で、自民党が勝つんだからさ。


もう、だめよ、この国。






え?

うちの劇団?


課税事業者になったらどうするかって?



オーディションで?

キャスティング時に?


いや、普通に聞くよね。

「課税事業者ですか?」って。


仕方無いじゃん。

それ聞いておかないと、キャッシュフローが変わって来るんだから。

役者、スタッフ全員分は把握しておかないと行けないんですよ。

これは、課税事業者サイドの財務のマストなんです。



それが原因で、落ちるかどうか、は別にしてね。


勿論、そんな事はしたくない。



、、、けどね。


全く同じくらいの実力で、

全く同じ集客で、

同じ役にハマりそうな二人の役者がいた場合。


課税事業者であるか免税事業者であるか、

が、

最後の決め手にならない、


なんてことは、


、、、言い切れないよね。



ここまでで、

インボイスを良くわかってなかった人

なんとなく関係ないか〜


とか思ってた人は、


「マジで?! そんななの?! やばくない?!」


って思ったと思います。



だから、やばいんだって

マジで







ホント、、、



終わってんな、岸田

終わってんな、自民党

終わってんな、この国



あ、玉木さん、


国民民主党が自民党と連立組んだら、


一生、国民民主党に投票しないし、信用しないので、よろしく。



まあ、ひとまずは組まないようなので良かったけど。