非常に小さくなった(店主が見る画面上で)文字は、

思い切り書く意欲を削ぎ、

〝次はパソコンのメンテナンスしてからかな〟という気持ちの昨夜でした。


実は長きに渡るブログさよなら期間のため、

デスクトップに貼り付けていた管理画面が摩訶不思議な使用不能状態にあります。


iPhoneはLINEとKindleの文字は大きくできましたが、

アメブロは不動でして、

現在文字の大きさ調整について質問を出しているところです。

まだお返事はありません。



そして、

明日はフル回転で働き倒すことが決まっているというのに、

現在の店主は〝1日心電図撮りっぱなし〟の器具を装着中。

‥‥‥アカン。



が、


これは、

そのまんま書けない状態に突入かと思いきや、

iPhone購入で疲れ切って眠った昨日のおかげか、

先ほど覗いた吉野朔実さんの「月下の一群」で、

目に飛び込んできた台詞に触発され、

記事を書きたくなりました。



いつも変換ミスに気づかぬまま投稿の老眼➕近眼➕乱視に拍車がかかりそうですが、

書かせていただきます。



さて、

まず昭和57年から連載の作品とお断りしておきます。

娘の結婚を間近にしながら、

自身の職場及び職場で得た知己の間にある〝結婚〟及び〝出産〟への認識を思うと、

現代に通用する感覚かはビミョーな、

少女漫画の主人公たる少女に対するアドバイザーの台詞です。


ブーケコミックス 1984年集英社発行




月下の一群。

主人公の毱花さんは、

何をやらせても人の三倍時間がかかり、

弟の慈雨くんが入試にもついてきてくれるという対人恐怖症気味の大学生です。




に対して、




「女の生産力なんざ

 子供をうめるってだけで

 充分すぎて

 おつりがくるわよ」




テキパキ何でもこなしてしまう友人の桐子さんは、

毱花さんの悩みを一言のもとに切って捨てました。



結婚とも遠く、

さりながら一般には

娘→妻→母の婦徳や母性に紐付けて語られる〝子供を産む〟ではなく、

女性の優位性としてサラリと語られた

子供を産める〟であったことが新鮮だったのだと思います。



 産んでも良いし、

 産まなくても良い。

 産めるってだけで凄い。

 生命だよ、生命。

 生命の生産なんだぞ

 という切り口。



店主、

この場面から切り離して、

この部分だけを記憶しておりまして、

数年前、

誰の台詞だったろうと探し回ったことがあります。

その時は見つけられませんでした。



大島弓子さん描く「アポストロフィS」の咲也さん。






名香智子さん描く「パートナー」の小夜子さん。





結婚を度外視した〝産む〟。

それを選び得るだけの強さを感じる主人公の友人たちを、

端から思い出したということです。



娘がどういう家庭を作っていくかは分かりませんが、

強くあってほしいなと思う今でございます。



とりあえず、

店主も強くありたいなと思います。

初日で出社拒否の方は、

着々と仕事を減らしているようですが、

それでもまだ出社に至りません。

なかなかの重さですが、

踏ん張ってみましょう。



画像はお借りしました。

ありがとうございます。