今日も寒いなこんにちは!
って事で今日から小説投下を始めよーと思いまして。エエ自己満です完璧自分の道行ってます。
ギュイェに嵌って色々と小説を読み漁ってたんだけど、イェウクとかキュミンは多いんだけどギュイェって結構少なめ?と思ってまして。

満足出来なくなって結局自分で書いてしまえ!となった次第です。
人間好きすぎると何するか判らないモンですねぇ(他人事)
書いてて自分甘めなの好きだったのか?とか色々と思う所はあるけど…


ギュイェだったらバチコーイ!って方はこのままどぞっ!!







【Time to fall in love1】



「あれ?もう長袖出したんですか?」

薄手のカーディガンを羽織った姿に少し驚いたキュヒョンの言葉。まだ秋の入口だという今は暑い日もあり長袖には気が早いんじゃ無いかと思うが、相手はモソモソと手元をイジりながら此方を向きもせずに言った。


「だって、寒い…」


そう言ってまた袖をモソモソと弄るイェソン。一体何をモソモソとしているのか?そんな風に思いながらよくよくその姿を見てみれば、体のサイズに合わないカーディガンを着ていて。

「ソレ、合ってないんじゃないですか?」

元々線の細いイェソンにはデカいソレ。彼にしては珍しい灰色というチョイスも何だか違和感を感じる。というか、よく見れば見覚えのあるカーディガンじゃないか?モソモソとしながら地べたに座ったまま背中を向けている相手、その背後にピタリと立ち位置を決めて核心を突いた。

「…ソレ……僕のですよねぇ?」

そんなふうに言えばピクリと反応するから、それが間違いではナイ事を知って。なんだって人のカーディガンを着ているんだろう?そんな疑問のまま背後からモソモソする手を覗き込んだ。

(うっ………わ……)

その手元を見て思わず動きを止めてしまった。自分の背後に気配を感じて後ろを見上げたイェソンは、そのまま彼の顔を見てコトリと首を傾げる。それはアラサーと言われる男には似つかわしい仕草。にも関わらず違和感無くキョトン顔で見上げてくる姿が何だか幼く見えた。

「?……変な顔……」

自分の手元を見て固まる相手を見て、視線の先である自分の手を見る。
そしてまた相手の顔を見上げてイェソンはキョトンとしたままキュヒョンを見つめた。そんな行動がキュヒョンの目に入らない訳がなくて。

(……何なんだこの人は……)

思わず口元を手で覆ったキュヒョンにイェソンはまたコトリと首を傾ける。


「……顔、真っ赤。」


熱でもあるのか?的外れヨロシクな言葉を呟いて見つめてくる瞳に若干の眩暈を覚えた。この人は本当に気付いていないんだろうか?自分が着ているカーディガンがデカすぎて、所謂言うところの彼シャツならぬ彼カーディガンになっているという事を。
そんな風に思いながらキュヒョンはイェソンから思わず目を逸らしていた。何でだかは判らないが異常な可愛さを兄に感じてしまったから。

袖口からチョコッと出ている指、見上げる行動。そして、その瞳……

それが今まで感じた事もない感情を湧き上がらせる。


(……マズイ…抱き締めたい……かも…)


何でこんな兄にそんな事を思ってしまったのかは判らないが、今自分の中で渦巻くその言葉と格闘しつつ、キュヒョンは目の前の未知なる生物へと目線を戻した。


「……取り敢えず、ソレ…あげます……」


そんな言葉にイェソンはキラリと瞳を輝かす。どうやらキュヒョンのカーディガンが気に入ってしまったらしい。その瞳をまた可愛いと思ってしまった自分に衝撃を受けて、でもそんなキュヒョンには全く気付かないイェソンは気に入ったカーディガンを貰った嬉しさに、未だ立ち尽くしたままの目の前の相手へと笑顔を向けて一言。


「キュヒョナ好きーっ」


軽くそんな事を口にした兄に心を掻き乱すキュヒョンが1人。








結構前に書いたギュイェ。

投下するんで若干書き直したけど何だこのお子様兄さんは!?とか思っちゃってる自分が居る訳で……

私の中では兄さんって特定の人に甘えて欲しいんだよねギュとかギュとかギュ…(うっさ


ココからギュは兄さんを気になる相手として見ていく訳ですね!
因みに続き物です。



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