今日は少し違う形で【正きも】をお届けしようと思います。
と言っても今回もお話、上げられそうにないので今日はTwitterで以前載せた二人のとある1日を同じ様に追った物語を載せようかと!

Twitterを見れない方も居るとの事ですので、コレで少しでも楽しんで頂ければなぁと思うのですがー…
取り敢えず甘いです(笑)Twitterで読んだ方はそのままスルーでも構いませんし、また読んで楽しんで頂くのもイイかなぁと。



それではでは!二人は普段こんな風に過ごしてるんだよー!というラブいギュイェをお求めの方はどぞっ!!





【キュヒョン氏の華麗なる一日】


先ず朝は奥様よりも早く目を覚まし腕の中の奥様の目が覚める迄愛でる。
気持ち良さそうだなぁ…今日の体温は少し高めかなぁなーんて奥様の体調チェックも欠かさない。

奥様起床。取り敢えず奥様が自分を見るまで愛でる。優しく黙って愛でる。


「……はよ…キュヒョナ…」

「おはようございます…ヒョン…」

朝の挨拶を交わしておはようのキス。奥様完全覚醒までひたすらキスの嵐と甘い言葉の数々。奥様が朝食の仕度をするという言葉でやっと起動開始。
そのまま奥様が食事の仕度をしている間に身支度整えリビングへ。
新聞とテレビ眺めながら朝食を待つ間も偶に奥様の姿を確認。そうこうしている内に朝食出来上がり。

「今日も美味しいですね。」

「ほんと?じゃ、コレも。」

食べて食べてー。と朝から奥様と甘い時間を過ごす。(この時他二名は隅で置き去り/酷

「忘れ物、無い?」

「全て持ちましたから大丈夫です。今日は早く帰れると思うので…」

また美味しいご飯、楽しみにしてますね?

「……ん…美味しいの作って、待ってる…」

出勤時間になり玄関口にて通例の言葉を述べて出掛けるギリギリまでイチャる。

「あ…コレ、お弁当……」

恒例となった手作りお弁当をそれでも初々しく手渡す奥様に可愛過ぎでしょうあー仕事行きたく無いなぁ一緒にいたいなぁ等と邪念抱きつつ。

「…何時もありがとうございます…では、行ってきますね…」

柔らかい笑みを向けて唇に行ってきますのキス贈呈。

「ん、行ってらっしゃい…」

恥ずかしがり屋な奥様からも甘くキスを頂いて仕事場へとご出勤。


雑誌の撮影とインタビューという仕事からスタート。鳴るシャッター音を聞きながらこの写真、後で奥様に見せようなんて思いつつ決め。今頃洗濯と掃除に勤しんでるかなぁなーんて思いながら決め。

「結婚相手に求める条件は?」

インタビューの取材に対して。

「…求めるよりも、僕は求められた事に応えられる男で在りたいと思っているので。求めるよりも与える男で在りたいですね…でも強いて言うならば……」

僕を愛してくれれば、それだけで他には何も要りません。

取材だというのにガチ答えをした挙げ句若干のリアルも含めて受け答える優男度発揮。次の仕事への移動時間に奥様へと定期連絡をメールで送信。

《今移動車の中です。お昼はもう食べましたか?》

程なくして返信の通知が入り流し読んだ内容に思わず微笑む。

《さっきバーゲンでいっぱい買い物して来たから少し休憩中。キュヒョナに似合いそうな服があったから買って来ちゃった…後で着てみて?気に入らなかったら俺が着てもイイけど……ご飯、食べなきゃダメ?》

倍の返信をしてくる奥様に微笑んでポチポチ携帯操作。そのまま送信して携帯をポケットへin。脚を組み今頃奥様はきっと顔を赤くしてメールを読んでるんだろうなぁと思いつつ暫し瞳を閉じる。そして数分後。

《………バカ》

その二文字に満足げに笑んだと同時に次の仕事場へと到着。

持ち番組の収録を難なく熟し休憩へ。持たされた愛妻弁当を開きいただきますと一礼。

「お?また愛妻弁当かよ。見せ付けんなぁお前。」

「そうな事言っても、これはあげませんよ?」

ニッコリ笑顔で年上牽制。そのまま今日は何処に在るのだろうと此処でも恒例となったモノを探す。色とりどりのオカズを口に運びながら探す。探す………

(……あった…)

短い時間の中でも仕込んだのだろうのり巻きの中。切った断面に現れたピンクの小さなハート型の奥様からの心。

(………ほんと、何でこんなに可愛いんだろ…)

朝の短い間に頑張ってハート型に仕上げたのだろうソレ。その姿を思い描き思わず微笑みそのまま口の中へ。愛してるという想いの篭ったそのお弁当に舌づつみを打ちつつ休憩終了。後半の収録も滞り無く終了し、次の現場へ。その移動車の中、又しても携帯を取り出して打ち込んだのは簡素な文字。
送信して携帯を閉じると、直ぐに折り返しの震度を手の中で感じる。
そして開いた受信BOXの中身、その内容に思わず破顔。

《………俺も。》

そのまま返信せずに携帯を閉じ最後の仕事へと向かう。
最後はラジオ収録。ゲスト出演という事もあり何時も以上にブラックを発揮し時間を余す事無くその場を盛り上げ満足の良く出来に充実感を感じる。

「この後呑みあるんだけど、行く?」

ラジオのパーソナリティからの誘いは普段は断らないものの、この日は早く帰れると奥様へ告げたのだからそこは約束を守らなければ。

「大切な人が僕の帰りを待ってるんです。」

それだけで断る理由は十分。なら帰るべきだと快く了承してくれた相手に頭を下げ、帰宅の途へ。その途中、ある店の前で車を止めてもらい一つのモノを購入。それは少し高めのワイン。
早く帰れる事が稀なこの時間を、大切な奥様と美味しいワインを飲みながら過ごしたい。きっと驚いて喜ぶだろう大切な奥様の可愛らしい笑顔を思い浮かべやっと帰宅。

「お帰り。」

扉の開く音にパタパタとスリッパの音を立て走りよって来た体を抱き締めてその唇へとただいまのキスを一つ。

「ただいま、ヒョン……」

一日の疲れを癒して貰える温もりを強く抱き締めて、暫しその時間を堪能する。

「お疲れ様…キュヒョナ……」

柔らかい微笑みに笑みを返して額へと唇を寄せて、そのままリビングへ。
用意された夕食の豪華さに目を見張り奥様へと視線を向ければ。

「だって……今日はワイン、飲むだろ?」

ワインに合うだろう料理を用意して待ってた。そう告げて笑った奥様に驚きと、そして嬉しさが胸を支配していく。
ワインを買って帰るとは言っていなかったのに、それを先読みしワインに合った料理を用意していた奥様。

「…一緒に、飲も?」

クイクイと手を掴まれて椅子へと座らされる。
持っていたバックを取り上げられて、その中からワインを取り出した奥様。

「俺の勘、凄い?」

ニッコリ微笑む奥様の手を取って、そのまま強く引き奥様の体を腕の中へと閉じ込める。

「鋭過ぎて、僕の方が驚きました…」

抱き締めた体は大人しく腕の中へと収まったまま。

「今日は、もう……ずっと一緒…?」

キョトリ見下ろしてくるその黒い瞳に笑んで。

「貴方が飽きるまで……」

そう答えて、愛しいその体を深く抱き締める。


そんなキュヒョン氏の華麗なる一日………



【イェソン氏の優雅なる一日】



朝、気持ちの良い温もりを感じながら意識浮上。ユックリ浮上、ユックリユックリ……

「……はよ…キュヒョナ…」

「おはようございます……ヒョン…」

朝の挨拶をしておはようのキスを貰う。まだ覚醒しきらない頭でボンヤリそれを受けながら自分もとおはようのキスをお返し。そのまま顔中に降り注ぐキスの嵐を受け、擽ったさに旦那様の胸元へ潜り込む。それでも止まない旦那様からの優しいキスに笑ってハイ終了仕度してーとホッペを軽く抓る。
ベットから抜け出し服を着替え、歯を磨きつつ今日の朝ご飯何にしよーかなーなんて模索。

「……卵…ベーコンも使ってぇ…あ、でもハムのが…」

冷蔵庫開けながら1人ブツブツ呟きながらサンドイッチを作る事に決定。旦那様のスケジュールは昨日の内に聞いてるから朝は軽食でOKだろうと早速料理開始。並行してお弁当作りはもう慣れたモノで、予約で炊いてあったご飯を取り出しのり巻き作りに勤しむ。

「上手く出来るかな…」

やっぱり独り言呟きながら巻き巻き。ムギュっムギュっしながらフライパンでソーセージをコロコロ。美味しくなーれなんて心で唱え。切った断面が見事なハートになっていて思わずニッコリ。チラリ旦那様に視線向けると新聞読んでる端正な横顔…あ、かっこいい…かも…ドキドキしちゃって慌てて料理再開オカズも出来たしと朝食&お弁当完成。

「今日も美味しいですね。」

「ほんと?じゃ、コレも。」

違う味のサンドイッチもあるから食べてーなどと言うと旦那様はキチンと食べてニッコリ笑顔。美味しいですと言われソーセージをモクモクしながら若干照れる。そのまま旦那様ご出勤までイチャり。

「忘れ物、無い?」

「全て持ちましたから大丈夫です。今日は早く帰れると思うので…」

また美味しいご飯、楽しみにしてますね?

「……ん…美味しいの作って、待ってる…」

早く帰って来てくれる事に嬉しさから思わず旦那様の服の裾をキュッ。それに笑って一度抱き締めてもらう。ドキドキする胸を抑えて作ったお弁当を手渡し。何だか何時も照れるこのやり取りに旦那様の顔が見れず唇を尖らせる。

「何時もありがとうございます。では、行ってきますね…」

行ってきますのキスを贈られて唇の尖りが無くなりホッペが赤くなる。

「ん……行ってらっしゃい…」

自分からなんて恥ずかしいけど、貰ったし気を付けてのお守りの意味も込めて旦那様の唇に軽くチュッ。
そのまま胸元で小さく手を振ってバイバイして扉が締まるまでお見送り。
さてここからが奥様のお仕事と腕まくりをし掃除洗濯開始。

今日は天気がイイから布団も干そうと旦那様の掛け布団を持ち上げて、そこからフワリ旦那様の匂い感じて思わずポワン。

(キュヒョナの匂い…する……)

自分で思った事に照れてうぅ…なんて呻きながら布団に顔ポスン隠してみたり。とそんな事してる場合じゃなかったとお布団干し再開、でもホッペは赤いまま。今日は近くのデパートでバーゲンセールやってるからタオルとか買って来ておいて?リョウクから言われていた為、早々家事を終了させお出掛け。それなりに有名になっているにも関わらず黒のロングコートと伊達メガネだけという変装にもならない身支度でデパートウロウロ。

「あ……コレ、似合いそう……」

ハタリ足を止めた男性服売り場。見本用にマネキンが着ていたのは薄い青色をしたカーディガン。値引きのしていないソレは値段の張るモノだが…

「此方、お気に召しましたか?」

試着出来ますよーという女性店員の声にコテリ首を傾げた後で。

「……大切な人にあげたいんで…包んで下さい。」

少し恥ずかしくて目元を赤らめつつニッコリ笑顔。店員が色々とビックリしている事には気付かないままノンビリ包み終わるまで店内物色。
コレも似合いそー、あ、コレ着たらカッコイイだろーなぁなーんて旦那様の姿想像してホンワカ幸せ気分満喫。
包み終わり支払い済ませながら喜んでくれるかなぁと思っていた所に店員の一言。

「きっとお喜びになりますよ。」

「………ありがとう。」

その言葉が嬉しくてホワリ笑顔を向けてお礼。その笑顔の可愛さに店員がドキドキした事にはやはり気付かぬまま買い物続行。ひとしきり日用品等を買いさぁ帰ろうとした時に目の端に映ったモノにまた足が止まった。

(……買って来そう…)

ジィッと見つめた先にはワインボトルの山。今日は早く帰宅すると言っていた。きっと自分との時間を楽しもうと旦那様は高いワインを買ってくる。いや、絶対に。

(今日は……ご馳走にしよ…)

帰ろうとした足をUターンさせ食料品売り場へと向かい大量買い込み。少し出費し過ぎた?なーんて思うけど、だって旦那様の驚く顔が見たいのだから仕方ない。重くなり過ぎた荷物に四苦八苦しつつ何とか宿舎へと帰宅。
少し疲れてしまった体を癒す為ソファにてココアを飲みつつ深く座り。
同時に鳴ったメールを告げる携帯音。開くと其処には旦那様からの定期連絡とご飯を食べたかというお伺い。

「……食べたくないんだもん…」

ポソリ呟いてバーゲンに行った事と旦那様に服を買った事。最後に食べないとダメかと入力し、送信。疲れると食欲が無くなるから食べたく無いなぁなんて思っていたら返信を告げる音。それを開くとソコには何とも旦那様らしい言葉が並べられていて。

《きちんとご飯を食べて元気で居てくれないと、僕が貴方を美味しく食べられない…でしょ?》

「…………バカ。」

ボワンと赤くなった顔のままソファにパタリ。言った言葉をそのまま送信して暫しソファとお友達。もー何でこんなにドキドキさせるんだとかいっぱい甘えてやるだとか。そんな旦那様が聞いたら喜びそうな悪態を心で叫んでムウっと1人ジタバタ。ひとしきりジタバタし、さてご飯!と思考切り替え律儀にお食事。家事再開と布団を取り込み洗濯物を畳み、夕飯の下ごしらえに入り始めた時。またも受信を告げる携帯音。パッと開いたその先にあった言葉に時計をチラリ。

「……今日は遅め…」

3時を回ろうとするその時間に食べて収録を終えてから送ってきたのだろうと予想を付ける。

《愛してます》

お弁当に入れたハート入りのり巻きを見つけたサイン。何時の頃からか隠す様に入れたハートを見つける度にこの言葉が送られてくるようになった。
きちんとご飯を食べている証拠と、気持ちを受け取ったよというそのサイン。

「………俺も…」

誰もいない室内で小さく囁く。そのまま言葉を文字にして送り、旦那様からのメールを保存フォルダへ。毎日同じ言葉を送られていても大事な大事なその羅列。誰にも見せたくない大事なソレに鍵を掛けて。
携帯をテーブルに置き再び気合いの入れ直し。旦那様が美味しいと言って食べてくれる様にありったけの愛情を込めて準備準備。

夕食を作り終えたと同時にカチャリと玄関の開く音が聞こえ、グッドタイミングとパタパタお出迎え。

「お帰り。」

足を止めないまま広げられた腕の中にスッポリ収まる。この瞬間が一日の中で一番好き。

「ただいま……ヒョン…」

キュッと抱き締められて背中に腕を回してポンポン。

「お疲れ様……キュヒョナ…」

今日も良く頑張りました。その想いのまま背中をポンポン。暫くそのまま体温を感じ合って、もう大丈夫の合図にと額に唇の感触を感じる。
それを受けて体を離し二人揃ってリビングへ。繋いだままの手を緩やかに引いて用意した料理をお披露目。驚いた旦那様の顔に満足して。

「だって……今日はワイン、飲むだろ?」

一緒に、飲も?

クイクイと腕を引いて豪華な料理の前へと座らせる。持っていた荷物を取り上げて、きっと自分を驚かせようと隠していたワインを取り出して。

「俺の勘、凄い?」

ニッコリボトルを掲げて見せればその腕を取られて腰を抱き締められる。胸元に顔を埋められて、その行動に少しドキドキしながら頭を緩く抱き締め返す。

「鋭過ぎて、僕の方が驚きました…」

何時もサプライズを仕掛けてくる旦那様のそんな言葉が凄く嬉しい。
サプライズ返しは見事に成功。後は……

「今日は…もう、ずっと一緒……?」

まだまだ長い明日までの時間。それを自分の為に使ってくれるかのお伺い。だって今日一日、ずっと寂しかったから。こうして抱き締めて貰う事ばかり考えてしまったから。

お伺いに旦那様はユルリ顔を上げて大好きな大好きな優しい笑顔を向けてくれる。

「貴方が飽きるまで……」

飽きる事なんて絶対に無い。それを心の中で囁いて、大好きな愛しい旦那様の体を深く抱き締めた。


そんなイェソン氏の優雅なる一日。



※どーでしたでしょーか?
こんなアチアチな夫婦のとある1日。
まだ結婚してないのにねぇ(笑)



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