バナナに振り回される | Matthew's attic

Matthew's attic

うさぎに癒されながら、日々のことを徒然に

この週末もバタバタしてました。

私は自分の理想を母に押し付けているだけなのかもしれない、と思いました。


昨日も、母は1人で出かけてしまいました。酸素もつけず、杖もない状態で。持たせているGPSから通知が来て、出先から高速に乗って戻りました。呼吸困難になり、動けなくなっていました。ボンベを持って行ったので、呼吸が整うのを待って、買い物して帰りました。

ずっと喫煙してきた母にとって、タバコのない生活は考えられない。どうして家に戻ってきたのに吸えないのか。そこの理解が難しいというか…。結局は、水蒸気のニセモノタバコを渡しました。それしか渡せないと伝えました。それでいい、と母は言いました。

それで満たされたからなのか、今日は1時間ほど買い物に行った後は、ずっと家で過ごしていたようです。私は久しぶりに義母と買い物に行けて、少し心が穏やかになりました。


そのバナナですが…母は1人で食事の支度が出来ないので、私が朝行くまでに自分で見つけられるように、テーブルの上にバナナを置いておきます。昨夜は、そのバナナを忘れてしまいました。

既に母が寝てから気がついて、どうしようかと考えました。でも、バナナを食べなくても、母が苦しむわけでもなく、私が少し早く階下に行けばいいことなのです。私が勝手に作ったルールに、自分を縛っていただけで。