一昨日は、とても嬉しいことがありました。


私がいる北関東の田舎まで、愛知県からわざわざ会いに来てくれた人がいました。


私とその方はなんと、初対面です。  


会いにきてくれたのは残念ながら、きれいな女性ではなく (笑) 

うっすらヒゲ面の同年代でした。


フィリピンにいる知人の紹介で彼のことを数ヶ月前に知りました。


ブログで、ご存知の方もいるかも知れませんが、フィリピンでチョコバナナ屋さんをやっていた方です。


過去形にするのは申し訳ないのですが、今そのチョコバナナ屋さんは一時休業しています。


日本でしばらく資金などを準備して再挑戦されるそうです。


フィリピンでは、苦労なさったことをブログを通じて知っておりましたので、「もうコリゴリ」とか、「日本のほうが良いですね~」 なんて話にでもなるのかな?


なんて思いながらお会いしたのですが、これがビックリするくらい、

チョコバナナ屋さんの再開に燃えているのです。


私もフィリピンで飲食業をやりたいので、現地で何が受けて、何が難しいか、ということについては、非常に興味があるところで、アンテナを張っているつもりです。


正直私は、彼には失礼ですが、チョコバナナは単価も安いし、それだけで繁盛させるのは難しいと思っていました。


でも彼に会い、話を聞いて私は大変勉強になり、とても勇気付けられました。


彼はチョコバナナが本当に好きで、実際にフィリピンで販売した時の反応の良さも経験済みなので、自信にあふれています。


キンキンに冷えたバナナに、こだわりのおいしいチョコをコーティングして食べるとやみつきになるそうです。


チョコは品質ももちろん、コーティングする厚さにもこだわりがあると聞いて、食べたくてたまりません。


小さいショップでの多店舗展開など、再開するときのビジョンも明確に持っています。


海外で起業して事業を軌道に乗せるのは当然簡単ではありませんが、私と同じく彼も、フィリピンでの可能性を信じている1人です。


また先に一度苦労して、現地レベルでの生活を体験されたという大変大きなアドバンテージもあります。


フィリピンでビジネスを失敗する多くの日本人は、観光客と同じ交通手段でしか移動できずに、現地の会話も、食事も苦手で、肝心のビジネスもお金を出した後は、彼女にまかせっきりにするというお決まりの失敗パターンがあると思います。


この方はそういう意味では貴重な経験と情報をお持ちなので、浮ついたところや油断も少ないので、きっとやってくれるという気がしました。


ブログなどを通じて、数回メールのやり取りした程度の私にちょっと会うために、忙しい合間を縫って1日の休みしかないのに、何時間もかけて来てくれました。


すごい行動力ですので、最初は何か頼み事でもあるのかな? と勘繰っていたほどです。


会ってみると非常に楽しい方で、愛妻家で、頼み事どころか終始笑顔で、将来の大きな夢まで語っていただきパワーをもらいました。


夢を具体的に語れる人は魅力的です。 男はそうであってほしいといつも思います。


おいしい、お土産までもらってしまいました。


チョコバナナさん。  楽しい時間をありがとうございました。


お互いがんばって、フィリピンで夢を実現させましょう。


行動力がこれくらい無いと海外での起業は成功しないと思います。


彼はちょっとやそっとではくじけません。


だからきっと彼のチョコバナナがフィリピンで食べられると思います。


その日が本当に楽しみです。