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みなさんには出産前のつぶやきやら、Facebookでも応援コメントやイイね等で励ましてくれてありがとうございました。

ただ、あまりハッピーなお産になれなかった報告で、皆もきっとコメントすることに困るとおもうので、コメントは一切しないでください。

記録も含めて書きますね。




39週3日
7月24日 午前4時05分

女の子

出産しました。

病院に着いて子宮口は4センチ開いていたので入院決定となりLDRの部屋に入りました。


陣痛の強さは子宮口全開大の極限ほど強くなくて

深呼吸して耐えられる痛さでした


が、、、
お腹の赤ちゃんの心拍が陣痛がくると著しく弱くなってしまって、というか心拍が消えてしまって、おかしいなと思っていたんですが赤ちゃんが動いて心臓の位置がズレるからなのかな?と、安易に考えていた矢先に看護師さんも察知したみたいで、直ぐにDr.を呼び、駆けつけたDr.は超音波エコーをしながら、、、
Dr.まで、「赤ちゃんの元気が無いみたいなので直ぐに帝王切開しましょう」と言われ
あれよあせるあれよあせるでオペ室に移動し、間も無く緊急帝王切開で出産しました。。DASH!DASH!DASH!DASH!



オペでは
まん丸のエビのような態勢で横になり腰に麻酔をプツプツ~と打たれました。
脊椎麻酔をしていました。

途中に右脚がビックーん!!と全体的に電気が走った感覚でビックリして、先生に「電気が右脚に走りました!」と訴えたけど、間も無く麻酔が効きだして、次第になんとも無くなりました。。
あとあと聞くと、どうやら神経をカスったらしいです汗
メチャクチャ痛かった






パタンとひっくり返されて、仰向けになったときには両脚がビリビリと痺れて感覚がみるみるなくなっていきました。

「これ、痛くないよね?」と、お腹をツンツンしてたみたいでしたが感覚が無く、「全く感覚ないです」
と言って、オペは進行していきました。





なんと!
顔を左に向けると自分のお腹がモニターパソコンに映って、リアルなオペが見れました。
でも、そのモニターに途中まで気がつかなくて上を見たりしてました。

Dr.2人がみぞおち?胃の辺りを心臓マッサージするような力でグイっ!!グイっ!!と何度も何度も押して

「赤ちゃん出るよ~。見てて。」
と言われて
「え?!見れる?」
って思って、顔をキョロキョロしたら・・・

左側を向くと
モニターパソコンに私のお腹から赤ちゃんの頭が見えた映像が飛び込んできました




かなりの力でみぞおちを押されていたため、モニターをみながら、押される度に「ぁあッ!! ッぁああッ!!」と叫び声が勝手に出ていた中、赤ちゃんの頭がポコんとお腹から出て、次第にズルズル~っと身体も取り出されました。

一瞬見えた赤ちゃんは、グニャグニャでグッタリして泣いていませんでした・・・


「おめでとうございます」
と、小さな声で言いながら、イソイソと看護師さんは赤ちゃんを直ぐにクベース(赤ちゃんを置いて処置をする台)へ運んで行きました。
しかし、なかなか鳴き声も聞けないし
「元気な赤ちゃんですよ~ニコニコ
とか「◯◯gの女の子ですよ~❤️」とか言って来ないし・・・



むしろバタバタと…看護師やDr.が勢揃いしだして、、、何だかただならぬ雰囲気を感じました。。。




「赤ちゃんは?どうなってるんですか?」と聞いても


「…今、処置しているから、、、」


としか言われませんでした。。。

看護師さんは切ない顔付きで
心配だよね
と、、手を握ってくれました。

生まれてから性別も、体重も何も聞かされて無かったので、看護師さんに聞いたら、「性別は女の子で体重は・・・」

測れてないから待って!

と言われました。





そのうちに
赤ちゃんはDr.と看護師さんを引き連れて
「1.2.3!バック!! 1.2.3!バック!!」という掛け声をかけながら何かされてるようでした。
心肺蘇生してるのかと思って、涙がポロポロ出ました。

20分ほどやっていた様子でしたが、時たま心拍が止まったり余談も許さない緊迫な状況だったみたい。




「出生後60分経過!」という看護師さんの声を聞いて、、、

結局、赤ちゃんの泣き声が聞こえないので、目が合ったDr.に赤ちゃんはいつになったら泣き声聞けますか?と聞いてみたら


今ね、人工呼吸器を入れてるから声帯絡んでて泣くにも声は出ないから。、


と説得されました。





私の出産後の処置の途中、吐き気を催してプリンペランの吐き気どめを点滴にいれてもらったり、上半身がガクガク震えが止まらなくてソワソワしちゃいました。




左手は血圧計がプシューップシューッと圧迫されたり何度も計測されながら、両手首を縛られて、、痺れて動けないし・・・


右手も酸素飽和度を図るプローブも付いて、、、点滴もされていて完全に首しか動けない感じでしたしょぼん




赤ちゃんは結局、容態が悪く
かなり危険の為に、県立の小児専門 医療センターへ「新生児専用ドクターカー」(←救急車)で緊急搬送されて行き、、、
旦那はその救急車の後を追って、到着した新生児科Dr.と面談をしました。






診断は、、
重症新生児仮死 

既に
脳全体に…大きなダメージが出てしまったらしく…


低酸素性虚血性脳症
(HIE)と言われました


・・・生存出来ても70%の可能性で後遺症が残ります。

と告知されてしまいました;_;




赤ちゃんの出生時、元気度を示す値(アプガースコアー)というのがあって、普通のお産で元気に泣いて産まれてくる子を10点とすると・・・
赤ちゃんは
1分値  1点
5分値  1点
10分値  1点

{BDD4F83F-2C40-43C3-858B-B1E600AEB97B:01}






NICUで頑張ってるみたいです。

原因は、胎盤に繋がっているへその緒が通常よりも細かったそう。
首やら肩などに、へその緒は巻いたりして無かったけれど、どうやら陣痛が来て酸素が行き渡りにくくなる上に、通常より細いへその緒だったがために酸素が行かなくなってしまったのではないか?
という見解でした。




旦那に「写メとってきて!」と頼んで 携帯電話は持ち込み不可だったらしく、デジカメで赤ちゃんの写真を3枚程とってきてくれた画像を見ると、管やら機械がいっぱい付いた保育器に入っていて、直視するのに一瞬躊躇してしまいそうになるくらい可哀想な姿が目に入りました。。。

すごく泣きました。何もしてあげれなくて、ちゃんと産めなくて本当にゴメン!
って悔やんで仕方ないです。

でも、可愛い我が子です。







はっきりいって先日の野田聖子さんのテレビ番組で他人事のように考えていた自分が居て、こんなんで生かされて、、、可哀想に。。
と思っていたら、、、他人事ではない。。
自分も状況が変わらない立場になっていました。

だけどもやっぱり
どーしても生きてて欲しくて、死んでもらいたくなくて、どんな状態でもしんで欲しくない!という思いがあって、、、

どーにか奇跡を信じて、、✨✨✨
宗教とか、入ってないけど神様に心からお願いして
助かる可能性を信じて!祈っています。




赤ちゃんにはkαnonという名前をプレゼントすることにしました。

✨体重は3200g✨




kαnon、頑張って!!!
kαnon頑張れー!!






NEW近況NEW

※今、車椅子と車で、岩槻の県立小児医療センターのkαnonがいるところまで見に行きました!
10本くらいの管がいたる場所へ入っていて、人工呼吸器も繋がって、脳を冷やす処置(脳低温療法)も施しているらしく頭はアイスノンみたいなヘルメットで覆われて、、、とっても痛々しい姿で、痙攣もみられました。輸血もしていましたしょぼん

脳低温療法とは、これ以上、、、脳のダメージを食い止めるための治療だそうです❗️





酸素濃度や血圧・心拍は安定した状態に保たれている

との経過を教えてもらいました。

モニターもいっぱい付いており、酸素を送る濃度で、昨日は80%送っていたのが40%の数値に減っていました。

木曜日になったら、脳を冷やす処置を止めて復温し、もう一度MRIを撮ってみる。という事でした。


その日がいろんな意味で

ターニングポイントなのかな。。






妙子たちはkαnonの生命力にかけて祈ることしか出来ない。

「いっぱい触れてあげてくださいね。」と言われたけど、どこもかしこも触れるような箇所が無くて、、、いろんな機械やら管が通ってて触れる部分があまり無かったんです。

ホッペを少し触ったり、✋手首の一部を撫でたりしていっぱい声をかけました。

届いたかなぁ?

早く元気になれー!って。
頑張れ頑張れ!って何度も言いました。
kαnon、可愛いよ★お父さんにそっくり!だよラブラブ
って伝えました。


ちょっと妙子の身体がまだしんどいので明日は行けないかも。。
でも、パパが行ってくれるからね!

kαnon、元気になーれー!!!アップアップアップアップアップ



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