2008年6月11日。
とっても不思議な夢を見ました。
日付をしっかり覚えているほど、私には衝撃的な夢だったんです。
最初は地響きのようなものが聞こえてきて、
次第に男の人の低く野太い声に変わっていきます。
そしてその声が
「的の中心を狙いなさい」
と言うんです。
あの声、あの感覚。。。今でもはっきり覚えてる!
とても大切なメッセージだと感じた私は
言葉の意味についてあれこれ考えて始めました。
的って何~?狙うってどういうこと~?
思い当たることがありすぎる~!!!
いやいや、逆にないのかも・・・???
ちょっとしたパニック状態(((゜д゜;)))
そこで、当時学んでいたクリスタルヒーリングの先生に
相談してみると、先生は1冊の本を紹介してくださいました。
- 日本の弓術 (岩波文庫)/オイゲン ヘリゲル
- ¥483
- Amazon.co.jp
一通り読んではみたものの、当時の私にはまだ早かったようで
なんとなくしかわからなかった。
結局、「的の真ん中を狙う」ということがどういうことなのか
曖昧な理解のまま月日が過ぎていたようで・・・
それが最近、なぜか急に読みたくなって
もう一度、最初から読み返してみたんです。
不思議不思議!面白いように理解できる!!!
頭での理解ではなくて、腑に落ちる・・・という感じかな?
特にグッときた部分の一部を引用させていただきますね。
外国人の弟子に弓道を教える先生の言葉なんですが、
「その狙うということがいけない。
的のことも、中てることも、その他どんなことも
考えてはならない。
弓を引いて、矢が離れるまで待っていなさい。
他のことはすべてなるがままにしておくのです」
「私は的が次第にぼやけてみえるほど目を閉じる。
すると的は私の方へ近づいて来るように思われる。
そうしてそれは私と一体になる。
これは心を深く凝らさなければ達せられないことである。
的が私と一体になるならば、それは私が仏陀と一体に
なることを意味する。
そして私が仏陀と一体になれば、矢は有と非有の不動の
中心に、したがってまた的の中心に在ることになる。
矢が中心に在る。
これをわれわれの目覚めた意識をもって解釈すれば、
矢は中心から出て中心に入るのである。
それゆえあなたは的を狙わずに自分自身を狙いなさい。
するとあなたはあなた自身と仏陀と的とを同時に射中てます」
これは、響きました。。(u_u*)
正直、昨年は全く理解できていなかった。
また読み返したら、違う理解をするのかもしれないけど
現在の私の理解を書いてみます。
その2につづく