恩師　つかこうへい先生の

命日です。

10年。

まあ、この話に触れることなく

１日を終えられることもなく

少しだけ。

今思えば、

つかさんが亡くなって初めて

自分が役者として生きていくこと

を考え始めたような気がします。

つかさんという人が

偉大だからこそ

甘えてたし

つかさんの劇団にいることで

特別だと勘違いしてたし

目の前のことに必死で

走りまくってたとはいえ

自分がどんな道を歩んでいくのか

考えてなかったなあ

今更それを悔やんでもしかたのないことですが

この10年

私なりに進んできたつもりです。

これからも。

つかさんと交わした言葉を

もっとたくさん覚えてられてたらよかったのにな

ささいなことがたくさんあるんだけど

景色を思い出すことはできても

言葉はあまり思い出せない。

どーでもいい言葉はたくさん思い出せるのにね。

パソコンに残ってた

劇団入団当初の私。

これ2002年かなあ。

熱海の稽古をしてるときの

稽古写真。