資格、学歴いずれも社会的パスポートだ。これらには排他的要素を持っていて、就職や昇進に有利に作用する。確かに上手に世間をわたるための有利なツールになるのは間違いない。

これまでの人生の中で、誰もが羨むような資格保有者を見てきた。資格にはもう一つの罠がある。そこに埋没すると、潜在的能力を自ら規制して成長を抑止してしまう。

資格は水槽に似ている。小さな水槽の魚はそこの大きさに自己の成長を合わせるそうだ。

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資格を取っても、身の処し方は、常に大海に自を置く。

冷徹に観察すれば、資格を取ったから成長したのではない。嵐の海にチャレンジし続けているから成長したのだ。 資格に自己満足してはいけない。