全仏2012第6日女子:あの頃のように、、、いや見かけはそれ以上!? | テニテニホレホレ

全仏2012第6日女子:あの頃のように、、、いや見かけはそれ以上!?

さて、大会6日目の女子の方もチラッとだけ。


この日私を驚かせたのは、いろんな意味でクジーことクズネツォワでした。
(本人はクジーって呼ばれるの嫌いらしいけど、本人はこんなブログ見てないはずだから、私はクジーで呼び続けます。)

(26) Svetlana Kuznetsova (RUS) d. (3) Agnieszka Radwanska (POL) 61 62

もう、、、最近絶好調で、
世界3位まで登りつめ、
先週もブリュッセルで一つ大会優勝してきたばかりのラドバンスカに対して、
このスコアで勝ったのにもビックリでしたし、

この髪型といい、
http://www.daylife.com/photo/06oK2iDfQIfC2?__site=daylife&q=Svetlana+Kuznetsova
このイレズミといい、
http://www.daylife.com/photo/06k64MrghQ640?__site=daylife&q=Svetlana+Kuznetsova
クジーはいったいどこに向かっているのか、、、!???という吹っ切れた感にもビックリいたしました。

http://www.daylife.com/photo/08NoeFCeiJbIE?__site=daylife&q=Svetlana+Kuznetsova
「私はあそこまで女捨てられないわ、、、。」

もうね、あの技師のラドバンスカが殆ど何も出来ない、
http://www.daylife.com/photo/0eGM6ZqaMr8hS?__site=daylife&q=Svetlana+Kuznetsova
クジーの怒濤の攻めになす術なしというビックリするほど一方的な試合になってました。

もしかしたらたまたまラドバンスカの体調が悪かっただけかもしれませんが(そういう風にも見えなくもなかった)、クジーの球が重そうで、左右にガンガン打ちこんでくるもんだから、ラドバンスカの返球が甘くなり、そこを前に入ってクジーが仕留めるパターンの多かったこと!!

もう一切の迷いはなくなったというプレーぶり。
ココのところあまり勝ってる印象はなかっただけに、一体何が起こったのか?不思議で仕方ありませんでした。

そして、クジーの陣営には、
アレ~、、、どこかで見た顔だなぁ、、、と思っていたら、サフィンやグルビスのコーチなんかをしていたHernán Gumyが座っているじゃありませんか!?

調べてみたら、ココのサイトによると、ローマで負けた後にグミーと組むようになったみたい。

サフィンとキスすることを夢見ていたと最近のインタビューで言っていたそうだし、憧れの人サフィンの元コーチを雇って、よりヤル気を出して頑張ろうってことなんでしょうかね?

そしてTennis.comの記事によると、

"I try to play more forehands, I try to dictate, I play more speed," she said. "This is the game I was playing when I won [2004] U.S. Open and I won the French Open, when I won Miami. And start to be very ordinary on the court in my game, the tennis that other girls play and other girls like. I have some advantages, which I have not been using. Coming back, for example, to Moscow to train, it was right thing for my soul, to my feelings inside, but changing my tennis from Spanish ways to another way, that was wrong for me. I had great coaches, everybody I appreciate a lot, and they brought a lot to me, but I need something else. I need a little bit back, my spin game."
「もっとフォアハンドでプレーするように心掛けてるの。それと、より(ポイントを?相手の動きを?)先を読むことも心掛けている。そしてより速いスピードでプレーすることも。」

「コレが、2004年の全米や2009年の全仏、そしてマイアミなんかで私が優勝した時にプレーしていたゲーム内容なのよ。そして、それからコート上で、プレー内容がとても平凡な、他の選手がしてるような、他の選手が好きなような、そんなプレーになって行ったの。私にはずっと使っていなかったアドバンテージがあったのよ。例えば、モスクワに戻ってトレーニングすることは、私の精神にとって、私の内なる感情にとって正しいことだったんだけど、私のテニスをスペイン流から他のものに変えることは、私にとっては間違っていたのよ。(モスクワで)スゴイコーチ達もいたし、多くのものを私にもたらしてくれる、スゴク感謝している人達もいたわ。でも、私に必要だったのは何か他のものだったの。少し昔に戻ったもの、私のスピンを使ったゲームだったのよ。」


というコメントをしていたようです。

なるほど、漸く強かった時の自分を思い出し、そのころのプレーを取り戻しつつある、そんなクジーというわけなんですね。('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)

確かに昨日のクジーのテニスは、09年にQFセレナ、SFサム、Finalサフィナと撃破した頃のような、そんな勢いありました!!
(この年の4回戦でもラドバンスカに当たって、フルセットで勝ってました。)

もしこのクジーの復活が本物なら
(と言っても今大会から、気持ちやコーチを変えたばかりみたいだけど)
元女王なわけだし、今大会のトップハーフの台風の目になる可能性もあるかもしれません。

いや~、ちょっと面白そうッ!!о(ж>▽<)y ☆

04年、09年のような、あの頃のようなクジーが戻ってくるのか?
ということで、「あの頃のように」っていう歌、なかったっけ?と思い調べてみるとありました。
障子久美さんの「あの頃のように」。

ぶっちゃけ聴いたことはある。それは覚えてるんだけど、この曲のバックグランド、ぜ~んぜん覚えてない。調べてみると、金曜ドラマ「それでも家を買いました」の主題歌だったらしい。
、、、「それでも家を買いました」ってドラマ自体、これまた覚えてない(前記事の「同・級・生」同様、こんなのが続くなぁ~)。
三上博史 田中美佐子が主演、、、そう言われればあったような、、、???
田中美佐子、最近めっきり見かけなくなりましたねぇ、、、あの旦那の稼ぎだけでやっていけてるのか、ちょっと心配、、、(←余計なお世話)。

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そんなクジーは、次戦、アナに逆転勝ちしてきたエラーニと。
(21) Sara Errani (ITA) d. (13) Ana Ivanovic (SRB) 16 75 63

アナは、いいロケットスタートしたのに、、、ジワジワ巻き返されてくると、大概精神的に墓穴掘って自滅していくパターン、、、なんとかならないのかな?
メンタルもっと鍛えないとイケませんねぇ、、、。
08年の優勝した頃なんかは、まだまだ若くて、勝つことしか考えてなかったから、変な邪念が無くて、それが良かった感じでしたもん。

ショットのカッコよさは女子テニスの中で類を見ない素晴らしいものがあるんだから、それをもっと生かせるメンタルの持ち主に、、、ア~早くなって貰いたい!!

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サムは難敵ペトロワにストレート勝ち。
(6) Samantha Stosur (AUS) d. (27) Nadia Petrova (RUS) 63 63
う~ん、今年もサムの出来は良さそうです。

決勝での兄貴との2010年決勝の再現、もしかしたらもしかする!?
一応まだまだ諦めずに、夢は持ち続けておきたいと思います!!
(そして今年はサムの優勝を希望!!)

そんなサムの次の相手は、
W姉妹亡き後(←死んでませんよっ!!)、アメリカ女子テニスを背負って立つかもという逸材!?スローン・スティーブンス。
http://www.daylife.com/photo/0fbo6aN2CXbWc?__site=daylife&q=Sloane+Stephens
(ちょっとカール・ルイス系!?←古っ 美人というより男前系な顔かな?)
Sloane Stephens (USA) d. Mathilde Johansson (FRA) 63 62
ストレート勝ちで4回戦進出。

あと若手では、クレー巧者のメディナ・ガリゲスに勝ってきたクロアチアの若手女子、マルティッチ。(ぺトラ2号ですね。)21歳。
Petra Martic (CRO) d. (29) Anabel Medina Garrigues (ESP) 62 61
クロアチアって、男子はいっぱい強い選手出て来てるけど、最近女子はあんまりパッとしてなかった気がするので、どんな選手なのか、ちょっと気になります。

クロアチアっていうと、それこそ97年ヒンギス・イヤーに唯一ここ全仏でケチつけた、土付けた、マヨーリがクロアチアでしたよね。
他には、ルチッチとか、ドキッチも一時期クロアチア籍にしてたっけ?
クロアチア、セルビア地域はユーゴ時代にセレスも輩出してるわけだし、代々逸材が出てくる地域でもありますからね。ちょっと注目しておこうっと。

その他、シード勢。
(1) Victoria Azarenka (BLR) d. Aleksandra Wozniak (CAN) 64 64
アザレンカも問題ないのかな?世間的には“イマイチ”という評価みたいだけど、お次はおチビだけどボンバーガールなチブルコワ。
(15) Dominika Cibulkova (SVK) d. María José Martínez Sánchez (ESP) 62 61
チブルコワも全仏ではベスト4の実績ありますから、いい勝負になるかも!?

あと、安定した強さですっかり実力者になっているケルバーも、ペンネッタにフルセット逆転勝ち。
(10) Angelique Kerber (GER) d. (18) Flavia Pennetta (ITA) 46 63 62

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そして、前日から順延になっていたシャラポワと森田選手の2回戦もありました。

Singles - Second Round
(2) Maria Sharapova (RUS) d. Ayumi Morita (JPN) 61 61

、、、まあ想定内の結果かと、、、(-"-;A。 
ストロークの力強さでは割りと互角に打ち合えていたとは思いますが、厳しいコースに打たれると、もう一気に形勢がシャラポワに傾いて決められるか、森田選手がミスするというパターン、多かったです。

あとサーブでも叩かれちゃうし、付け入る隙ってものが本当に見いだせなかった、そんな試合だった気がします。

それでも森田選手はよくがんばったと思います。

でも、何が起こるかわからないとは言いつつも、こういうことが起こる可能性の方が高いわけで(今までの実績でも、現在の成績から見ても)、、、。
それなのにワウワウのとにかく盛り上げたいという必要以上の持ち上げようが、、、見ててしらけるというか、逆に森田選手がカワイそうに聞こえるからヤメテあげて!!と思ったり、しちゃうんですよねぇ~。(-"-;A

もうちょっと現実的には出来ないもの?最近のテレビって、盛れるだけ盛っちゃえ!!的に嘘くさいことばかり言ってるから、ホント見ていてシラーっとなるんですけど、、、それって私だけ!?

あとワウワウついでにもう一言ボヤキを書くと、
あの呼び間違いの帝王K保田アナは今回いないみたいなのでホーっとしてますが、一人なんだかちょっとズレた感じの実況アナ、いません?
この間から声や話口調はアナウンサーらしくていいんだけど、話してる内容がちょっと的外れだったり、テニスのこと知らないのに知ったかぶりしてるみたいな時があったりして、聴いていて、アレ?なんか変?と思うことが結構あるんですよね。

昨日もシモンとバブリンカ戦で実況してたんだけど、解説の坂本さんがなんとかフォローしようと頑張ってる感じをスゴク受けました。ホントお疲れ様です。

全仏は次のウィンブルドンもあるから、全仏組とWB組とアナウンサーも分けるんでしたっけね?(確か昨年はそんな感じだった)テニス好きなヨッシーが今回来てないということは、WB組なのかなぁ?
ワウワウもテニスの知識がちゃんとある、使えるアナを確保するのって、ホント大変そうですなぁ、、、。(^▽^;)