負のスパイラル | 自己責任でなんとかしてね。大学受験。

自己責任でなんとかしてね。大学受験。

長男、2011年2月に中学入試終了。
次男、2013年2月に中学入試終了。
中学受験は子どもの成長するための場所探し。
子どもが笑顔で過ごせる学校が一番♪

忙しいなりに、学校の休み時間や自習時間で宿題をこなし、
小テストの勉強をして、なんとか回していると思ってた。
実際、今は回っているらしい。

でも

「おれも、もう少しでくじけるところだった。
何とか立て直した。」

と次男が話してた。


私は次男の学校は、少し余裕をもって過ごしているものと思ってた。



数々の小テストで追試を食らうと負のスパイラルにはまっていくらしい。

漢字のテストや英単語のテスト、とれないと追試になる
補習があるものもある
そうなるとどんどん時間が取られていくことになる。
そのうち
自分が楽しんで過ごす時間がなくなって
やる気も削げていくのだそうだ。

「部活のある日は自分の時間が1時間もない。」

やりたいことを優先してしまうと
どうしたって、翌日の小テストの勉強をする時間がなくなる。
その先は、下降線だ。
「そこは我慢をして、別の日に自分の自由な時間を作り出す。」

そうでないと、ずっと自分の時間はなくなってしまうから。

そうやってなんとか回していても
時に別科目から重たい課題が架せられる。

そうなると到底、やりきることができない。
そんな中、日曜日に朝から晩までの交流戦が入ったりすると
もうオーバーヒート。
どうしたって、レポートなんて終わるわけがないんだ。

それでもやるしかないから、やる。

長男の学校の先生がおっしゃっていたように
現代の子供たちは、旧式の我々世代のやりかたを優先するのではなく
使える情報端末を駆使していかに効率よく個々の結論、完成形にたどり着くかが重要なんだと思い知らされる。

学校では、図書館で調べて手書きで進めていくしかない課題も
家でインターネットを利用して、効率よく、そして精度の高い成果物を生み出すことができる。

本人だけでは未熟故に、うまくいかないことも
ちょっと教えてやれば、同じ方法の繰り返しでちゃんと正解に行きつく

そうやって何とか、テクノロジーを使い時間をやり繰りし何とか回す。

気の毒なほどに忙しいな、、、と思う。

多分、他の学校のお子さん達も同様なのだと思う。


なんでうちの子は勉強しないのだろう。
なんでこんな点数を取ってくるのだろう。
どうして悔しいと思わないのだろう。


たぶん。
本当に大変なんだと思う。

ちょっと歯車が狂うともう回せなくなる。
そうなるとエネルギーも生み出せなくなる。

そこで怒られると
もう何をきっかけに頑張ったらよいのかもわからなくなる。

飄々と日々を回していたと思ったら
次男もそうでもなかったんだと驚いた。

時に、愚痴らせてやらないといけないんだな、と思った。

どこかで負の世界から抜け出すためには
大人がブースターの役割を担うことも必要なのかもしれない。



鳥居りんこさんや、二浪日記さんのブログに書かれているように
「普通にやっていて、上位1/3に居られる学校を選ぶのがいい」
というのは事実だと思う。
中学生は忙しい。
本当に忙しい。
私立に通えば通学時間だってばかにならない。
(相当時間が惜しい)
それを考えると

「通学時間は短い方が良い」

これもいい学校の条件かもね。


例え成績が悪くても、
課題が滞っていても
その前段階ではやろうとしていたのかもしれない。
でもどこかで躓いて
そのあと、立て直せないでいるのかもしれないんだな。

そこをなんとか打破しないと
ずっと負のスパイラルから抜けられない(>_<)。