母友から

「入試まであと１１日なんだって」

とLINEが来た。


今年は関係ないけれど、
中学受験を経た親は、みんな落ち着かない。

そわそわ。
ドキドキ。

緊張する必要なんてないのだけど、
小学生の塾姿をみる度に涙が出そうになる。

何の力もない終了母たちだけど、
今年の受験生の背中を見て、みんなが「頑張って！！」って念を送っていると思う。

子どもがとてつもなく不安になるのは、この直前期。

母だって不安だと思うけれど、
そこは押さえて。

大丈夫だよ。
ちゃんと、あなたにぴったりの学校に決まるからね。

受かった学校が一番の学校だから。
これで何かが終わってしまうわけではないから。

第一志望校に受かるのは２割程度。
殆どの子が涙を流す。
母も悔やむ。
でも、それは、その時に考えよう。

今は、
ただただその時を元気に迎えて
お互い笑って会場に向かえるように頑張ろう。

大丈夫。

その日は必ずやってくる。
その日、強く挑める子、その日、緊張してしまう子
うちは二人の息子がそれぞれだった。
親が同じでも
子どもは同じじゃない。

一人目の方が、私はよほど緊張していたのに
長男は、前日までと見違えるように落ち着いてしっかりとした眼差しで私を見ていた。
強くなったな、、ってその時に感じた。


次男は、長男より余程がんばっていたし
強い子かと思っていたら
当日は、無口だった。
「もう神頼みしていいんだよね。」
頑張りきったら神頼みをする資格があるって塾の先生に言われたらしい。

「いいんだよ。神頼みしよう。」
その日の朝、神社にお参りしてから試験会場に向かったっけ。

心の中で
「次男にピッタリの学校に決まりますように」って祈っていた私。

要するに１日校はピッタリの学校じゃなかったということなんだけど、

そこは
変に神様に気を遣わず、自分を押さえずに図々しく
「全戦全勝」を祈るべきだったと思う。


神頼み
もうガンガン行って！！
願書を出して、試験に行く準備をして
体調管理も万全であれば
親に出来ることは、もう祈ることだけだから。

そして
子どもには普通に接しよう。
緊張を煽ることがないようにしよう。
勉強のことであれこれ、怒るのはなしだけど、
気を遣う必要ないよね。

親子で走れる時間はあと少し。
この時間を忘れないで。


がんばれ！

受験生とその家族！！！