どう終わるか | 自己責任でなんとかしてね。大学受験。

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長男、2011年2月に中学入試終了。
次男、2013年2月に中学入試終了。
中学受験は子どもの成長するための場所探し。
子どもが笑顔で過ごせる学校が一番♪

以前も書いた内容ですが。。。

一月入試、始まっているのですよね
女の子は面接だけ先に行う学校もあるそうで、その面接も始まっているそうです。

長男は一月入試はしませんでしたが、全て終わって中2になった頃、(次男が六年生のころ)
一月入試をしたかった、と告白されました。
塾でみんなが受けている中、自分だけ受けなかった。
二月一日の前に受けておきたかったんだと言われました。

本当に勉強をしてこなかった子だったので一月入試の出願をする十二月には
とても申し込む気にはなれなかったのですよね。

景気づけのはずの一月入試が、長男の弱さにとどめを刺してしまったら困る、、と考えてしまって塾の先生から一月入試の話を出されたとき
即、受けません!と答えてしまっていました。

正直なところ長男を見くびっていました。
ビビッて、逃げ出してしまうか、とか
心折れて泣き崩れるかとか
そんな心配ばかりしていましたから。

正月特訓明けに漸く受験生らしくなった長男は、同じクラスの子が一月入試を受けて合格報告をしている中、寂しかったのか却って不安になっていたのか
今となってはわかりません。

でも二月一日、彼は別人でした。
気持ちも強く、その日の朝には受験をさせてくれてありがとうと言ってくれて
一人でサカサカと試験会場に向かっていった姿は立派だった。

今思い返せば、私は長男を信じていなかった。
弱い弱い子だと思っていました。

でもそうじゃなかった。
一日の不合格に泣くこともなく
冷静に受け止めて翌日のための準備をしてぐっすり眠りについていました。

長男は一月入試を受けても、それが不合格でも大丈夫だったのかもしれない。
親の見えないところで、ちゃんと成長していてくれたんだと思います。

宿題をやらない、答えを写す
間違ったものにも〇をする。
いつも勉強から逃げていたり
時には騒いで仕方のない子だと思っていたけれど

周りをよく見て自分の振る舞いを決めている
子どもらしいというよりは少し大人なんだと思いますと
四谷の先生に言われたとおりだったのかもしれない。

親が不安になると必ず声を掛けてくれる。

父が亡くなったときには、
小学2年生の長男に「これからは僕がおじいちゃんの代わりになってあげるから」と
私を号泣させました。
本質はそんな子だったのかも。
長い塾生活で怒ってばかりいたので、彼の良いところ見失っていたと思います。



まだまだ、頼りない小学生、、そんな子たちが初めて直面する試練だと思います。
塾生活もこれまで大変だったと思います。

入試前にぐっと大人になるのか
入試のその日にやっと受験生になれるのか
中学生になってから、ようやく大人になるのか
お子さんによって違うと思います。

入試を迎えるその日まではお子さん次第のところはあります。

でもそれをどう終えるのか
その結果をご家族でどう受けとめるのか

それによって、彼等の今後は全く違うものになると思います。

元々のお子さんの良いところを思い出して。
その本質を失くすことのないよう
終ってくださいね。

まだ始まっていないのに何なんですが
子どもたちは、これからどうその日を迎えるかを考え
最後の追いこみや、心構えは塾の先生がたくさん声を掛けてくれると思います。
他塾では入試のその日を迎えたことがないのでわかりませんが
四谷の先生、本当にプロでした。
二月に向けて(うちの地域の場合)、見事に盛り上げてくれました。

だけど親の方は今から終わり方、、考えておいた方が良いです。

望んでいなかった結果が出たとき、
家庭でどう迎えるか
家族で乗り越えるしかないから。
どうその中学へ送りだしてあげられるかで
彼等の学校生活は全く違うものになると思います。

良い結果のときも周囲の人への配慮は必要です。
学校で、やたらと人の入試結果を聞きまわった子もいました。(>_<)

どんな塾生活であろうと(長男みたいにサボりまくった塾生活だって)
その子なりに頑張ってきた数年だったはずなんです。

受ける学校は、全部行きたい学校にしましょう。
(もう出願終わってるかな)
色々な条件はあるかもしれないけれど、全部第一志望だと思って臨みましょう。
お子さんたちにもそう思って受けてほしいです。

どう終えて、どうその中学校に入学するか
入った学校が一番子どもが幸せに過ごせる学校なんだと
信じて。

始まれば終わりがあります。
どう終わるかは、子どもの責任じゃなくて親の責任なんだと私は思います。

長男の入試から6年。
ここまで来ると中学入試のことなんて思い出すことはないと思っていましたが、
あの数日のことはかなり鮮明に覚えています。


もちろん次男の受験も。
彼こそ中学入試の被害者だったかもしれません。
親に怒られた量は長男の方がずっと多かったけれど
親にではありませんが、
心無い大人の言葉に傷ついてきた量は次男の方が多いです。
この話は、また今度。


中学入試は
大切な節目でもあるとは思いますが
それが全てではないです。

入試を終えて数年経つと
あぁ、あれはただの通過点だったんだな、、って思う日が来ます(^^;
もっと大事なことや
大変なことも勃発します(-""-;)


がんばれ 中学受験生とその家族!!